荷物積載
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 バイクは、基本的に荷物を積むようには出来ていません。思いつくのはスクーターなどのメットインタイプぐらいです。
 そこで、いろいろと工夫をして荷物を積まなければなりません。
タンクバッグ2009.02.05更新/2006.10.29写真差替/2004.01.23作成
タンクバッグ  マグネットの力でガソリンタンク部分に固定するバッグです。一番お手軽でちょっとしたツーリングならこれひとつで物足ります。

 手元にあるので内容物の出し入れがしやすいのでツーリング中にまめに取り出す小物を格納しておきます。ジュース、財布、携帯電話、車検証、デジカメコンパス、筆記用具などです。

 上面は透明になっており、ここに地図をセットしておくことが出来ます。ミスコースをしたと思ったときは信号待ちや路肩によれば容易に確認することが出来ます。その反面、地図の範囲を飛び出るたびに地図を取り出してページをめくり、セットしなおさなければなりません。
 上部手前はコインや高速道路のキップなどを格納しておき、スムーズに料金所を通過するためのサポートをしてくれます。

 雨天時は、一体型で隠れているレインカバーでガードすることが出来ます。ただし、あくまでオマケなので高速移動時にはバタついて、縫い目が解れてきます。

 さらにキャンプのときはちょっと固いけど枕として使っています。
 まさにマルチユース!! オススメです。
2代目 1998.11.08購入 \10200
タンクバッグ補修 2009.02.05追加 UPDATE
 さすがに10年も使っているとアチこちガタが出てきます。
 素直に新しいヤツを買えばよいのに、完全にダメになった訳ではないので『もったいない〜』と、小補修をしてまで使い続けてしまいます。

 ファスナーストラップの補強 
 まずは、比較的すぐにダメになるファスナーストラップ(?)。風雨にさらされていると何時の間にかちぎれてどこかに行ってしまうのですが、バイク用グローブを装着したままファスナーを開閉するには難儀します。
 そこで耐候性インシュロック小さな輪っかを作ると、グローブ越しでも良好な操作性を確保することができるようになりました。

 縫い目解れの補修 
 続いて、本体の縫い目も何時の間にか解れてきます。
 パンパンに荷物を詰め込んでファスナーを閉じたときや、キャンプで枕代わりに使ったりしたときには『かなり無理な力が』かかります。そして太陽光を浴びつづけ風雨にされされ5年を過ぎれば糸の強度が確実に低下してやがて切れます。そうなるとジワジワと傷口が広がりはじめます。

 放っておくと悪化するばかりなので、何らかの方法で傷口を塞ぐ必要があります。再縫製するのであれば強強度の糸と、そして強靭な針工業用ミシンが必要となりますがそんなもの持ち合わせていません。
 そこで取った手が耐候性能を有する弾性接着剤』で接着してしまうこと。

 処方から1年が経過し、北海道ツーリングもこなしてきましたが、ガッチリと接着され解けることはありません。これで寿命が少し延びました。

 防水性能の回復 
 最後に、内蔵式レインカバーも防水性能が低下して、内容物が容易に水没するようになります。
 そこで、テントに使用する強力防水液を塗布して、雨天時の浸水を防止します。


お手入れをすればまだまだ使えます!
リアバッグ2006.10.29写真差替/2004.01.23作成
リアバッグ  荷物を積むとするとココしかありません。最強なのはバイク便で使用しているハードケースで雨でも無敵ですが、安易に取り外せません。
 私はバイク用のカバンを使用しています。底の部分が二人乗り時につかまるバンド部分にかませることが出来るのでずれにくいです。ここに荷物を格納して全体をゴムロープでくくりつけます。
 容量も可変でき、カバン両脇の部分は縮めたり広げたりすることが出来ます。
 専用のレインカバーも付いていたのですが、北海道で高速巡航中に風で飛ばされてしまいました。というのも、カバンだけカバーで保護しても、写真のようにその周りにいろいろなものをくくりつけているので、そいつらもカバーしようと無理をして風を受けてしまいました。
 この手の製品は荷物を積むと重心が高くなりそれなりにバランスに影響が出ます。ちょっとだけ注意が必要です。

 この製品(JTC製、今は変わっているかもしれません。)は、あんまりお勧めは出来ません。
 荷物をめいっぱい入れてファスナーを締めると、縫い合わせの部分が解れて大きな穴があいてしまいました。後日この穴から蛍光灯ランタンを落としてしまいました。

 しっかりしたつくりの物が欲しいのですが、販売時点でそれを見抜くのはなかなか難しいです。
1995.06.10購入 \12420
サイドバッグ(振り分けバッグ)2006.10.29写真差替追記/2004.01.23作成
サイドバッグ  Goldwin製サイドバッグです。サイドバッグはつい最近使い出したのですが、荷物を積んでも重心が低いのでバランスに影響が出ず、普段よりも逆に安心感があります。写真はあんまり物が入っていない状態ですが、左右で60リットル積載できます。
テフロン加工のタグ  付属のレインカバーは防水テフロン加工済み。このあたりは多少高くてもいいものを作っているGoldwinならでは。
 また、カウルと接触する部分はキズだらけになるため、別途保護シートを貼り付けたほうがいいですよ。
カウルについた傷 カウルに貼る透明ウレタンシート
〜 2006.10.29追記 〜 UPDATE
 ちなみに、一度ツーリングに行くだけで排気ガスの臭いが移ってしまいとても臭くなりますし、中身がすかすかの場合は型崩れして見た目が悪いです。まぁ、パニアケースの簡易版ですから我慢しなければならないところですね…。
GSM7900 2003.04.12購入 \19000
マフラー防熱板2004.11.03作成
マフラー防熱板  サイドバッグを装着する際に気を使うのがマフラーとの接触で燃えてしまうこと。
 たしかにうまいこと荷物を積むとギリギリでマフラーには触れないのですが、走行中に左右のバランスがずれてきたり、雨天走行時のレインカバーを装着すると、休憩のたびに気を使わなければならない始末

 そして格好が悪いのがツーリングの前半行程サイドバッグの項でも述べていますが基本的にお土産や期間行程中の手軽な出し入れ用として使っているため、中身がスカスカです。
 そんな状況下で上部からテンションをかけて固定するのですがスカスカの場合はテンションがうまくかからず、カバンがペチャンコになるぐらいまで引っ張ってあげないとダメ。これが見た目情けない…

 そこで防熱板の登場です。マフラーにキズがつくのが多少心配なのですが、このバイク自体がツーリングユースのため、実用性を取り装着することにしました。
 ご覧のように金属製のバンドで固定し、数点のみで接触することで熱伝導を低く押さえるようになっています。バンド自体でマフラーにキズがつかない用に帯状の耐熱シートがついていて、バンドとマフラーの間にはさみこむようになっています。
MF-4613 2004.10.11購入 \2835
メッシュゴムロープ2006.10.29写真差替追記/2004.01.23作成
メッシュゴムロープ  リアに荷物を固定するメッシュゴムロープです。

 これは失敗です。
 ロープ部にテンションがかけられない・かからないためしっかりと荷物が固定できず、しかも使っているうちに(ゴムが細いので比較的早く)ゴムがびょーんと伸びてしまい、さらにテンションがかからなくなります。

 現在では、あくまで主固定はロープで行い、レインカバーの上からこれをかまして風でバタつくのを防止する役割として活躍しています。

〜 2006.10.29追記 〜 UPDATE
 ちなみに4隅にはゴム製ロープに付属していたフックを取り付けてあります。これがあると格段にバイクに固定しやすくなります。
1994年購入 価格不明
ゴム製ロープ2006.10.29写真差替/2004.01.23作成
ゴム製ロープ  リアに荷物を固定するゴム製ロープです。

 ゴムの端にフックがついており、これをうまく使って荷物にテンションをかけます。
 メッシュロープと違ってしっかりとテンションを掛けることができますし、すぐに伸びてしまうこともありません。もし伸びてしまってもロープの長さを可変できるようになっているため、通常の荷物固定の用には十分に事足ります

 これは2本持っており、1本は主荷物の固定。もう一本はツーリング中に買ったお土産など、なぜか帰りに多くなる荷物をくくりつける用途として使用しています。
2代目 2002.07.24購入 \1500
初代 1995.07.26購入 \1200
ヘルメットホルダー2006.10.29作成
ヘルメットホルダー  愛車VFR750F(RC36)標準ヘルメットホルダーはかなり使いづらいのです。
 場所が低くリアホイールのすぐ脇にあるので、走行中に使用できないですし、低く腰をかがめた状態でヘルメットを引っ掛ける作業をしなければならないというのは耐えたとしても、サイドバッグ装着時には完全に使用できないというのは耐えられません…。

 サイドバッグ装着時の状況といえば、宿泊を伴うロングツーリングか、もしくは重装備のツーリングに出かけているときなのです。
 そんな非日常の風景でヘルメットを脱ぎその場を離れる、それは観光や食事などのときですが、そんな時『ヘルメットを盗まれないかなぁ〜』と不安になっていまうのです。
 そこで増設ヘルメットホルダーを装着することにより、それらの不安から全て解放されるし、腰をかがめることも無く利用することができます。

 付属のネジは特殊なマイナスネジで、閉める方向には力が掛かりますが緩めるほうには力がかからないもの。
 ゴム製ロープでパッキングをするときにも引っ掛けられるしかなりオススメ!!
キジマ #303-1512-BK 2006.10.08購入 \3990

Last updated 2009.02.05