北海道はキャンパー天国。いたるところにキャンプ場があるので、
ホテルなんかに泊まるよりよっぽど安く、楽しく旅をすることが出来ます。
ホテルを転々としていくスタイルだと、
どうしても予約などの関係上で予定ありきとなってしまいます。バイクの場合、雨が降るともう一泊して動かないなど、
天気や気分次第で適当に旅をするので、予定に縛られないというのは助かります。
また、キャンプ場ではライダー同士が集まって旅の情報交換や、みんなでカレーを作ったり、宴会をしたりと楽しいことがいろいろあります。
キャンプの楽しさ以外にも、キャンプツーリングには荷物積載量が限られているため、少ない荷物で頭を使っていろいろと工夫をしなければなりません。その
工夫が楽しいのです。 ベテランライダーのキャンプスタイルは十人十色。それぞれみんなキャンプをしながら工夫を凝らしているので、それを肴に宴会が盛り上がります。
ファミリーキャンパーのように、大量の荷物を持ち込み、下手をしたら夜遅くまでカラオケまで行い、そして大量のゴミを残して帰っていく。こんなのはいけません。そもそもライダーは物を持ってこれないのでゴミもそんなに出ませんけどね。
暗くなったら寝る。
不便を楽しむ。これがキャンプだと思います。
ただし、
キャンプツーリングをする場合は敷居が高いのも事実。 ましてや連泊して遠距離を周る場合はそれなりの装備(
テント、
テントマット、
シュラフ、
ランタンなどと炊事をするのならば
ストーブ、
クッカー)と工夫が必要になります。
いざキャンプツーリングをしようと思っても、どこでキャンプをするのかも悩みどころです。
適当にキャンプ場に行くとえらい事になることもあります。
まずは、キャンプ場がターゲットとしている層です。『
ファミリー層』『
オートキャンプ層』『
ボーイスカウトなどの研修目的層』『
ソロキャンパー層』などがあり、 バイクツーリング=ソロの場合は前3者がいっぱいいるところでは必ず浮きます。やはり『
ソロキャンパー』が
たくさんいる所にいくと宴会や情報交換など自然に集まってきます。
次に、防犯面です。バイク駐車場とテントサイトが離れていると、夜間にいたずらされる心配などがあるため、自分の目が届く範囲に止められると安心です。
また、一泊の料金も無料のところからウン千円も取られるオートキャンプ場などあるため、あらかじめ調べておくことが必要です。
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北海道内でのみ流通している本で、道内であればコンビニでも置いてあります。
道内全キャンプ場の設備、料金はもとより、地図、禁止事項その他利用上の注意点、集まってくる人の層など必要とする情報が事前に入手できます。
ただし、情報がすぐに古くなる(キャンプ場の新設廃止)ので、毎年道内上陸するとまず最新のキャンプ場ガイドを購入します。
新設を知らなくても、『知らない』で済みますが、廃止を知らないと、辺りでそこしかないキャンプ場に夕方ついたときなど最悪な結果になります。
ツーリングマップルにもキャンプ場の記載はありますが、 利用者層が書かれていないためあんまり役にはたちません。
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2003年版 \1800
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