TOP シュラフ
 シュラフ=寝袋=スリーピングバッグのことです。キャンプで寝るときにこれに入って寝ます。
 これ一つさえあれば、『テントを張ってキャンプ』『キャンプ場でバンガロー』『ライダーハウス』『非常手段としてバス停で寝る』などなど、寝るに関しては無敵です。
 シュラフには、化学繊維が詰めてある化繊シュラフと、本物の羽毛が入っているダウンシュラフがあります。
 メンテナンスの手間、コンパクトさは圧倒的に化繊が優れ、暖かさはダウンが勝ります。どちらを選ぶかは用途によると思います。
夏シーズン用化繊シュラフ2004.01.27作成
化繊シュラフ  コンパクトさで選ぶと断然化繊シュラフ繊維は頼りないぐらいにペラペラです。なんでもデュポン社のMicroLoft繊維を使用して薄いのに暖かいです。そして濡れてもすぐに乾燥し、洗濯も可です。

 関東では3シーズン、北海道では夏のみでしょう。ただし、北海道の夏は年により天候にかなり差があり、極寒の地道東根室では、7月下旬でも明方は4℃まで冷え込みこのシュラフでは歯が立たず、ジャージ+ライディングジャケットを着てからシュラフにもぐり何とかしのぎました。
化繊シュラフ収納中&比較用CD  左の写真は梱包状態ですが、直径がCDサイズのボンレスハムぐらいでとにかく小さく、とても軽いです。
1997.04.12購入 \10800
オールシーズン用ダウンシュラフ(2008.04.26写真差替)2004.01.27作成
ダウンシュラフ  夏でもつらいことがある化繊シュラフに代わり、ゴールデンウィーク時期に北海道に上陸するために追加購入したダウンシュラフです。
 ダウン量550gで適応温度-8℃〜+20℃。確証は何も無かったのですがとりあえずこんなものだろうとコレをチョイスしました。
 縫製方法もボックスコンストラクション(立体的に広がる)でデットエアを溜め込む方式でさすが登山店で購入しただけのことはあります。
 ただしダウン量が多いため、全重量は1180g、梱包時サイズは16×34cmとそこそこでかくなります。

 実際使用した時に4月下旬の北海道の道東で、明方0℃近くまで下がりましたが、Tシャツとパンツだけで快眠できました。

 さて、面倒なのが扱い方。まず、一度濡れたらなかなか乾かないため絶対に濡らさないこと。濡らさないためのシュラフカバーなるものも存在するが今は持っていないので、雨の日のキャンプではテントマットからズレないことを祈るしかないのです。

 つぎに使わないときの保管も、化繊のようなグルグル巻き(梱包状態)では、いざ使うとき『フワッ』とならず、空気を含んでくれなくなるため(保温性能が落ちてしまうため)伸ばした状態でなければならないのです。
 保管時は、自分の部屋の中でかなり邪魔な部類に入っています。
パイネP-550 2003.04.15購入 \22800

Last updated 2004.01.27