ストーブ
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 キャンプで食事を作るときに必要なバーナーのことをストーブといいます。
 ガスカートリッジは別売りで、『寒冷地用』『強力型』『ノーマル型』とあり、気温が低くなるとガスが気化しにくくなるためガスの配合を変えているそうです。常に『寒冷地用』を使えばいいと思いますが、逆に平地では火力が落ちるので行く先々により種類を変えます

 ソロ用なのでとても小さく、収納もコンパクトです。つい最近まで1バーナーでしたが、コレだと御飯を炊きながらおかずを作れないし、食べ始めるころに味噌汁が出来ていないと不便なので、もうひとつバーナーを買い足してしまいました。
EPIgas BPSA-U2004.01.25作成
初代バーナー BPSA-U

 初代購入のストーブです。
 風除けはついているので、風で炎が消えないようになってはいますが、やはり風の日には火力が落ちます。

 自動点火装置により、コックをひねりボタンひとつで点火です。火力の調整はスムーズに出来ます。
 専用の収納ボックス付きで、ガスカートリッジを切り離して収納します。

 とくに不便なところも無いので、ずーっと使っています。

火力: 3200Kcal 重量: 314g ガス消費量: 265g/h

1995.07.18購入 \6800
EPIgas REVO-35002004.01.25作成/2004.08.01更新
二代目バーナー REVO3500と収納中

 1バーナーで不便なので買い足した2台目バーナーです。
 2台目なので火力よりも、小型軽量携帯性を重視して選んだらコレになりました。ただし、あんまりにも小さいと調理中になべが落ちるので、ギリギリの小ささです。
 とにかく小さく、軽いです。ヘッドもこんなに小さいので、本当にカタログスペック上の火力が出るのか不安です。
 ツーリング中は、必ず予備のガスカートリッジを持っていっているため、それを第二バーナーに使用するつもりです。そして予備分を補完するために『つめかえ君』を持っていきます。

 まだ一回も使っていません。当然のことながら写真も綺麗です。
 ここからは実際に使用した感覚ではないので、どの程度当たっているかは判りませんが、メーカーいわく『髪の毛よりも細い金属繊維ウェブを編み上げ、底面積ヘッドにおけるガスと空気のミキシングに最適な微細炎口を作り出すことで圧倒的なパワーが得られ、炎のリフティングも抑えることが可能となり、風に煽られても立ち消えしにくい安定した火力を得ることが可能』となったそうです。

火力: 3500Kcal 重量: 97g ガス消費量: 290g/h

〜2004.08.01追記〜 UPDATE
 実際に2004年夏の北海道ツーリングで使用してみました。
 弱火ではすぐに風で消えたり、いつの間にか消えていたりしますが、中火以上では風でもビクともしません。火力も中心部に集中するかと思ったら、案外広がって炒め物も十分こなせます。
 ただし、弱火が出来ないため米炊きはBPSA-U、おかずはこれを使用することにします。

2003.12.07購入 \7600
ガスカートリッジ2005.02.20作成
ガスカートリッジ

 ストーブやランタンに使うガスカートリッジにもいくつか種類があります。
 中身はLPガス(ブタン、プロパンなど)で、配合の比率を変える事で、寒冷地用などの性格の違いが生まれてきます。

ガスの
種類
沸点(℃) 気体1m3
の熱量
ブタン -0.5 31000Kcal
プロパン -42.1 24000Kcal
常温では気体ですが、圧力をかけたり沸点以下まで冷却すると液体になり体積が250分の1になり、 容易に運搬することが出来ます。
良く見る100円ライターも加圧したLPガスです。
カートリッジ名称 ガス成分 定価 燃焼
回数
沸騰
時間
低下
率(%)
コメント
レギュラー
(オレンジ色)
ブタン 90%
プロパン10%
37820 1.00 185 +10℃以上での使用可能
春から秋にかけての使用。
ウインター
スペシャル
(黄色)
ブタン 70%
プロパン30%
44118 0.91 147 -10℃付近まで使用可能
パワープラス P+
(金色)
ブタン 70%
プロパン30%
46217 0.96 90 -15℃付近まで使用可能
カートリッジ内壁にシートを貼りつめ、ガスの気化能力を高めている。
エクスペディション
スペシャル
(銀色)
ブタン 60%
プロパン40%
50415 0.91 132 -25℃付近まで使用可能
冬季限定発売の遠征隊用の特別仕様ガス

 常に寒冷地用を使えばいいと思うかもしれませんが、低温でも使える反面、使える回数水1リットルを沸騰させることが出来る回数が少なくなってしまいます。また、寒冷地用は逆に常温以上(バイクでの移動中の直射日光など)では気化しすぎてしまい爆発の危険が出てきます。

 夏の北海道ツーリングでは、悪天時は余裕で10℃を下回ります。(気温10℃以上あっても使用しているとガスの気化熱で容器の温度がみるみる下がり使用できなくなります。)
 少なくとも、ウインタースペシャル級を用意しましょう。(エクスペディション・スペシャルは逆に気を使う必要があるためオススメできません。私も登山店で判断に迷ってこれをレジにもっていったら、しつこく行き先を聞かれた覚えがあります。)

ガスカセット2005.08.28作成
ガスカセットはブタン100%

 何処でも入手できる入手性の良さでは、これに勝る燃料はありません。コンビニでも必ず置いてありますし、安価です。
 ロングツーリングの場合、沢山のガスカートリッジを持っていくのではなく、行程途中でコレを購入し、『つめかえ君』を使用して補充するようにすると荷物が少なくて済みます。…夏の北海道ツーリングであれば…

 そうなのです。中身は『ブタン100%』のガスであるため、使用していると気化熱で缶自体の温度がジャンジャン下がり火力が落ちてきます。
 ゴールデンウィーク頃の北海道ツーリングでは気温5℃もあれば良い方で、水の沸騰がかなり困難な状況でした。
 (焼酎のお湯割りを作るのにえらい時間がかかってしまった…。)

 そんなわけで、夏の時期限定でのキャンプで使用するならばオススメです。

フリーライトチャージャー2005.09.25作成
フリーライトチャージャー

 ストーブとガスカートリッジで火力を使いつづける場合、ガスカートリッジはガスの気化熱でどんどん温度が下がっていきます
 すると、内圧が下がり気化しずらくなり、火力がどんどん弱っていきます。
 周囲の気温が低いときはコレが顕著です。

 と…、ココまでは決り文句でして、本音として、やっぱり気温が低いときは体を温めたるために『温かい焼酎お湯割り』を飲むのですが、お湯がナカナカ作れない!のが不便で仕方が無い。
 これがコンビニで入手するガスカセットの場合だとお湯を作るのに必死になるぐらいですから、その対策なのです。

 火器から上がる炎の熱をヒートパイプでプレート部分に伝え、プレート部分はガスカートリッジに密着する曲面になっているので、これでガスカートリッジ自体を加熱するという仕掛けです。

 一応、2005年秋の九州ツーリングに持っていったのですが、暑くて寝袋がいらないぐらいの気温であったため、当然活躍する場面がありませんでした。
 実使用レポートはもうしばらくお待ちください。

2005.07.17購入 \4410

Last updated 2005.09.25