バイクは体を守るものが無い生身の状態で走ります。車から見ると『爽快そうすね。』とよく言われますが、Tシャツ一枚でツーリングなど出来ません。
ちょっと近場への街乗りから、日帰りショートツーリング、泊りがけで行くロングツーリング、さらにはキャンプツーリングと、同じバイクに乗るといっても目的はいろいろで、それぞれに快適な装備があります。さらにはバイクは季節や天候によっても装備を変えなければなりません。
車に乗るのに(普段着から)着替えてから乗る人はいませんが、バイクの場合は普段着だと街乗りが精一杯です。
持ち歩く荷物も厳選しなければなりません。まず『容積』、大きいとかさ張ってしまうため、出来るだけ小さいものを選びます。続いて『重量』、あまり重いと重心を崩すため積む位置が制限されます。さらには『防水性能』や『耐振動』も重要な要素になってきます。
この『ツーリング装備』のコーナーでは、ツーリングのときに使用するアイテムを紹介しています。
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季節や距離ごとの着込みかたをまとめてみました。
表にはありませんが、どの場合もTシャツと下着パンツは常に着ています。
ゴールデンウィークの北海道は、厳寒装備(正午〜3時ぐらいまではインナーを脱ぐことで調整)が要ります。 |
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自動車の場合は、日本全国の修理サービスとしてJAFがあります。会員になっておけば、長距離旅行中の故障の対して絶大の安心感があります。しかし、残念ながらJAFは二輪車を扱ってくれないのです。
私も上高地でトラブル遭遇時、午前9時ごろに走行不能になり、電話帳が完備されている公衆電話を探して歩き、やっと見つけてダイヤルしても片っ端から断られました。後から聞くと、複数のバイク屋に依頼して、一番早く引き取りに来たバイク屋に回収される輩が非常に多く、バイク屋側もリスクがあるそうです。結局ピックアップは午後3時過ぎ。
二輪車のこの分野では、ジャパンベストレスキューサービスがこれを実施していましたが、会員になるためにはジャパンベストレスキューカード(クレジットカード)の会員にならなくてはならないので、長い間ためらっていました。
ただし、まだ一度もお世話になったことはありません。
〜2005.05.21追補〜 |
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2002.08より加入 年額 \2625 | |||
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上記のHRCJ(ホンダ・ライダーズクラブ)が消滅してしまったため、ロードサービスを受けられなくなってしまいました!
そこで、やはり全国どこでもサービスを受けられそうな二輪ロードサービスの代替を探しましたが、結局JAFに入会することにしました。
維持費はかかりますが、こればっかりはイザという時の保険みたいな位置付けなのでしかたがありません。 HRCJのところでも述べましたが、一度山奥でバイクのエンジンが止まり、レッカーを手配する苦労を味わっているので、これくらいの費用であれば許容範囲だと思います。 |
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2009.08より加入 年額\4000 | |||
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別に自分の趣味の為にバイクに乗って、自分自身が怪我をして不便を被るのは自業自得であって、その危機意識さえ常にもっていれば、とやかく言わなくても自然と適切な行動につながっていくと思います。
ただし、自分の心がけだけではどうにもならない部分があります。
車検のときに必ず加入させられる強制保険では、補償額が足りないので、ぜひ任意保険にも入っておきましょう。 私の場合は、対人対物無制限、搭乗者自身の怪我入院で最大500万円の補償で月々たったの\900円… あんまりにも安いので、弁護士特約とか、毎年少しずつグレードアップして千円をちょっと切るぐらいに調節しています。 |
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