セーフティーサマー北海道
 
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 北海道では、毎年夏に『セーフティーサマー北海道』 というライダーの旅をサポートするイベントを実施しています。
 これは、北海道にしかない『ホクレン』のガソリンスタンドでライダーが給油するとスタンプを押してくれて、その場で『』をくれます。 この旗がついているライダーはそれだけ長く北海道にいるステータスになり、 また『ピースサイン』対象になるわけです。

 ただでさえ、北海道では給油のタイミングが難しく、次の町まで50kmはガソリンスタンドが無いというのはザラです。そんな中、いかに効率的にホクレンのある町でガソリンがなくなるように走るかが勝負です。

 でも旗も1ヶ月以上滞在の長期ライダークラスになってくると邪魔らしくてくっつけて走らないそうです。
ホクレンの旗
1995年の旗2004.06.27作成
1995年の旗

 初めて北海道に行った年のものです。
 すれ違う人の大半が、旗のようなものをつけているのですが、それがなんだかわかりませんでした。
 その当時は給油も可能な限り『出光』というポリシーを持っていたため、田舎町で偶然ホクレンに入って旗をもらって知りました。

 道東が黄色道央道南が緑道北がオレンジと区分けされており、つい旗欲しさに遠回りのルートを選択してしまいます。
 ちなみに、キャンペーンは1989年から始まり、この年から初めて3色になったそうです。

 この年は初めてということで北海道一周を試みましたが、いやぁ広い北海道。とても回りきれませんでした。みんな最初はこれにチャレンジするのですが、実は終わってみるとハイスピードで巡航したことだけが思い出になってしまい、北海道の良いところがわからなくなってしまうんですよね。

 一度これをやると、次からはもう少しゆっくりいろいろにポイントを見て回ろうと、改心します。

ピースサイン2004.06.27作成
仮面ライダー

 ツーリングライダー同士はすれ違いざまに片手を挙げて挨拶をします。意味は『お互い気おつけて旅をしようぜ!』で、昔ははっきり『ピース』をしていましたが、今は手を振ったり、挙げるだけだったりといろいろです。
 チャリダー(自転車で旅する人)にも手を振ると振り返してきます。なんでも、チャリダーは走行中孤独らしく、ライダーが手を振ってくれるととてもうれしいとのこと。どんどん手を振りましょう。
 自然と広まったらしく、起源ははっきりしていません。

 ところが北海道ではこれを推し進めてパフォーマンスにしている人もいます。ルパン三世の『五右衛門ライダー』は、こちらからピースサインを出すと、斬鉄剣モドキを抜いてくる人や『仮面ライダー』の格好をしてバイクに乗っている人などいます。
 写真は、たまたまライダーハウスでいっしょになった仮面ライダーさんです。

 ピースサインも間違えて地元ライダーに出して無視されたり、久しぶりにバイクが来たのでサインを出したら郵政省ライダーだったり農業オヤジだったりすると、確実にシカトされて寂しくなります。そんな時、旗をつけたライダーが来ると、うれしくってピース倍増になります。
 最近、ライダーの中にもピースを知っている人が少なくなってきて本州ではほぼ無視されます。

 自動車で旅する人もピースにあこがれている人がいて、たまにピースをしてくる人もいますが、こっちも準備をしていなくて手を離せなくシカトがほとんどです。

1997年の旗2004.07.04作成
1997年の旗

 1997年の旗は『ヒグマ』がデザインされています。
 色もやはり3色で、道東が黄色道央道南が緑道北がオレンジと区分けされていました。
 この年は基本的に旗は各色1枚ずつとの制限がついていましたが、田舎町のホクレンに行くと旗がそんなに出ないためか、もう一つ持っていく?』といって出してくれます。

 常に風にさらされてなびいているため、旗の先がだんだんボロボロになっていきます。写真の緑色の旗の先は、糸のようなものが解れていますね。

 この年こそ、どこか方面を決めてのんびり見て回ろうとしたのですが、いっしょに来た友人がどうしても北海道一周をチャレンジしたいということで、またしてもやってしまいました。一周。

スタンプラリー2004.08.05作成
スタンプラリー

 ホクレン給油の旅をしていると、旗以外にスタンプも押してくれます
 5リットルごとにスタンプ1つで、たくさん集めるとプレゼント応募の権利が生まれます。

 スタンプ帳がはがきになっていてそのまま投函できるのですが、なぜだか出さずに今も持っています。
 給油スタンドの名前も入っているので、これを見ていると『そうそう、この辺りを走ったなぁ』と思い出しのきっかけになります。

 ツーリング行程中に必ず雨に遭遇するため、紙が水を吸ってしまいいい具合にヘロヘロになっています。
 それもまた思い出です。

 田舎のほうのホクレンだと、地元の青年会がイベントを実施していることがあります。例えば『牛乳を積極的に売っていきたいんだけどアンケートに答えて欲しい』というやつです。無料で地元の牛乳を飲み放題で濃くておいしいです。これを売っていきたい!というやつなどです。
 たしかに、ライダーでスタンプを集めている人は確実に内地(本州)の人なので、いい題材だったんですね。

 牛乳自体も濃くておいしかったのですが、本州エリアでは既存の販売ルートを切り崩すのが難しく、量も確保できないとのこと。だからこそ、ここに来なければ飲めないという構図です。それはそれでよいと思うのですがね。
 わざわざ次の年の暑中見舞いもいただきました。

2000年の旗2004.08.10作成
2000年の旗

 2000年の旗は『おおわし』がデザインされています。
 最悪なのが、ちょうど不景気真っ只中の状況なので、旗の色が全道どこにいっても黄色一色になってしまったこと。集める楽しみがなくなってしまいました

 田舎のホクレンで旗をもらっても意味が無いため、『要りません』と断ってしまったぐらいですからね。

 前回まで北海道上陸はスカイツーリング北海道を利用していたのですが、この年は休暇期間が比較的長く取れたので、東京青森間を自走して、青森からフェリーのルートをとりました。 北海道の遠さ、偉大さが味わえます
 ただし、東北自動車道の距離感がわからなかったため、とても遠くつらく感じたことを覚えています。

2001年の旗2004.08.11作成
2001年の旗

 2001年の旗は『足跡』がデザインされています。
 そして、去年悪評だった一色旗は、早くも改善されて3色に戻っています。わずか1年で元に戻るとは、相当評判が悪かったと思われます。

 この年は行程の関係で3色集めることが出来ず、『道央道南の黄色』『道北の青』のみ収集できました。
 7月下旬に北海道に上陸し、9泊10日いたのですがあいにく天気が悪く寒く低温注意報が発表されていました。
 東京では毎日30℃を軽く超える猛暑の中、網走の日中の最高気温が14℃。なんじゃそりゃ!

 おかげで上陸初日に倶知安でテント設営し4連泊足止めを食らってしまいました。

 毎年7月下旬は、梅雨の無い北海道といえど、本州からの梅雨前線が北上して北海道付近を通過するため天気が崩れやすいのです。こういうハズレ年もあるので要注意です。

稚内給油所2004.08.13作成
2001年稚内給油所スペシャルフラッグ

 ホクレンの最北端給油所、『稚内給油所』だけは、特別なフラッグが用意されています。フラッグに『最北端マーキングされており、領収書にも『日本最北端のライダー様』とあります。うれしくてちょっとだけ微笑んでしまいました。

稚内給油所『日本最北端のライダー』
2002年の旗2004.08.22作成
2002年の旗

 2002年の旗は、今まで続いていた動物シリーズが終わり、『』『』『』の3文字がそれぞれの色の旗にデザインされています。
 この年も地方により色が分かれており、道央・道南が『黄色』、道北が『青色』、道東が『緑色』となっていました。

 この年はフェリーで函館に上陸後、道東を目指しましたがほとんどが霧に包まれていて、景色が見れませんでした。
 しょうがないので、本州に戻った後、青森県津軽半島を見てから帰ったほどです。

 うちの会社の夏休みは7月下旬なので、毎年天気が良くない時期に北海道に行かなきゃならないので効率よく見て回るには運が必要です。

北海道 道の駅スタンプラリー2004.09.11作成
道の駅スタンプラリー帳

 毎年夏は『セーフティーサマー北海道』イベントが開催されていて、旗を集めているのですが、ゴールデンウィークに絡めて2週間上陸した2003年は何か物足りない。

 毎年、全道の道の駅約80箇所にスタンプが置いてあり、これを集めて周る『北海道道の駅スタンプラリー』が開催されているのですが、前年まではまったく興味が無く『あほかこいつら』と思っていました。
 しかし、ためしにスタンプ帳をもらって、回りだすとけっこう面白い。ついついスタンプ目当てでルートを変更してしまうこともしばしば
 しかもスタンプがたくさん貯まっていくとちょっとうれしい。けっこういいかもしれません。そうなると悔やむのが過去たくさん立ち寄った道の駅たちくそーっ!数年かけてもういちど全部周って見せるぞ

 ちなみに2004年から、道の駅の営業時間しかスタンプを押すことが出来ないようにルール変更されたので、如何に効率よくスタンプを集めるかルート取りなどの高度な戦略が必要になります。テレビ番組『鉄腕Dash』あたりでやりそうですね。

2004年の旗2004.09.29作成
2004年の旗

 2004年の旗は、マンガイラストのくまさんが、『バルコニーから遠くを眺めている緑色』、『ボートに乗っている青色』、『気球に乗っている黄色』の3パターンで、道南道央、道東、東北の地域で配られる、一番無難なルールです。

 でも、旗のデザインが北海道とほとんど関係なく、『ホクレン』や『セーフティーサマー』などの字も小さいため、よく見ないとなんだかよくわからない旗です。

2007年の旗2007.11.16作成
2007年の旗

 やっぱりイラストばかりの旗は評判が悪かったのかしら?

 シンプルなデザインに戻ってしまいました。
 今年も『道央道南』・『道北』・『道東』の基本3色と、道内4箇所のスタンドだけでもらえるスペシャルフラッグ』が1色で合計4色です。

 スペシャルフラッグってイベントはすごく楽しそうなのですけど、私がこの年に北海道に行ったのは9月中旬で既にライダーシーズンは終わりかけ
 既にノーマルフラッグでさえ、どこのスタンドも在庫切れで配布を終了しています。

 ぜひ夏のシーズンに北海道に行って、沢山のライダーと毎日キャンプしたいなぁ〜〜。

2011年の旗2012.05.21作成
2011年の旗

 久しぶりに『旗がもらえる』時期に北海道に行くことが出来ました。

 前回までと大きく違うことそれは有料化! 一つ\100円
 これでもう同じ色の旗を何本も括り付けて走る儀式はなくなってしまいましたが、それでもライダー心をくすぐるこの仕掛けを継続してもらっているホクレンさんに感謝ですね。
 たとえ有料でもつい全色1本ずつは揃えたくなってしまう・・・・

 道北・道央・道東・道南の4色。そしてオマケの最東端給油所の根室SS独自の青い牛さんの旗。

 今回は旗をキチンと立てるために旗ステー(写真中央下)まで取り付けていったほど。
 このバカさが楽しい〜

ホクレンフラッグ専用ステー2012.12.25作成
ホクレンフラッグステー

 ホクレンフラッグ・・・・ゲットする度に荷物に括りつけるのですが、格好良くひらひら〜っとさせながら、しかも強固に固定するのってなかなか面倒。

 荷物を固定するようのゴムロープに絡みつけて固定することが多かったのですが、毎日パッキングの解除でバラし、翌朝一番から再度パッキングすると共に旗を固定し・・・・が面倒になって来ます。もっとスマートに出来ないのか?

 そこで、ホクレンフラッグを固定するためだけのステーを製作することにしました。といってもホームセンターに行ってL型金具とボルトを買ってくるだけ。部材の準備よりもそれをどこに設置するかのほうが難しいです。

 左の写真はバージョン1。パニアケースステーに金具を固定してみました。
 バイクの乗降時に足が引っかからず、対向のバイクからの視認性を考えると右側に設置。そして風になびくところ。
 この条件に合うのがこの場所でした。

ホクレンフラッグステー

 実際にホクレンフラッグステーに実際のホクレンフラッグを取り付けるとこんな感じです。
 L型金具に数箇所空いている穴と再利用可能なインシュロックを使用して旗を固定します。角度を変えながら旗3本ぐらいならこのステーで賄えそうです。

 さらには念を入れて試験走行
 足に引っかからずに乗降可能。しかし100km/hで巡航すると・・・・旗が風を受けすぎてバタバタバタバタッ〜〜〜〜と暴れまくります。
 このホクレンフラッグ、あんまり暴れると先端がボロボロにほつれてしまいますし、旗の部分だけが飛んでいって棒だけになってしまうこともあります。

 左の写真にマウスを乗せると写真が切り替わり、走行中の旗の様子をバックミラー越しに写したやつになるのですが、こりゃ〜ダメだわ。旗がもたない!

ホクレンフラッグステー

 仕方ない・・・・少し対向からの視認性は犠牲になりますが、カウルの風防エリアの内側に寄せることにしました。
 幸いパニアケースステーにはボルトを取り付けられる穴が沢山空いているので手間はボルトを締め直す程度。

 再度走行試験の結果は程よくたなびく旗! ばっちりです。

 しかし・・・・その真後ろには無線アンテナが設置してあるので、旗がコレにヒットしちゃうんですよね・・・・
 角度可変のアンテナ基台なので、ギリギリまてせ後ろ側に倒しましたが、ダメージは避けられません。まぁ、北海道ツーリングの期間中だけですので、アンテナくんには我慢してもらうことにします。

Last updated 2012.12.25