タイヤ
 
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 定期的に面倒を見てあげなければならないのがタイヤ。つい最近までは高品質よりもロングライフに重点を置いてチョイスしていたのですが、いちど高価(購入価格はそんなに変わらないけど寿命が短いため。)な高性能タイヤを履いたらスゴイ。 カーブをグイグイ曲がっていきます。
タイヤの交換サイクル実績2014.07.20変更
タイヤ
交換方法2004.11.23作成
バイク用品店のタイヤ交換

 チューブレスタイヤは交換に専用の機械が必要なため、なかなか個人では交換出来ないでしょう。交換はショップに頼むことになってしまいます。一番怖いのはパンク。 チューブタイヤとは違いその場で交換は絶対に出来ないし、ジワジワと空気が抜けていくため、アレッと思ったときは結構空気抜けていたりするので、パンク修理剤の積込みは必須です。
 交換は『近くのバイク用品店でのタイヤ購入&その場で交換』のパターンと、『購入時からずーっとお世話になっているバイク屋で入院交換』のパターンがあります。

 バイク屋で交換すると、ついでに洗車その他簡易検査までしてくれるのですが、タイヤ自体がほとんど定価売り工賃も高めなので、時々利用する程度です。
 かたや、バイク用品店ではタイヤ自体もかなり安く交換工賃も安い。ただし、単純に交換のみ実施してくれる店や、バランス調整程度は実施してくれるところまでまちまちです。

 昔、バイク用品店でタイヤ交換をした後に走行すると『カチ、カチ』 と軽くショックが伝わるのでバイク用品店に穏やかに相談したが取り合ってもらえませんでした。
 バイク屋に持っていくと、ベアリングが磨耗していて当たりが変わったためと診断され、ベアリングの交換をしました。それ以来、バイク用品店だけではなく、時々は高くてもバイク屋で交換点検するようになりました。

ブリヂストン BATTLAX BT0142005.01.07作成
ブリヂストン BT014

 乗り始めてからずーっとブリヂストンのバトラックスタイヤを履いています。
 バトラックスの中でもランクがあります。

  レース用
ライダー
峠も
ツーリングも
ツーリング
向け
大型車 BT002
BT001pro
BT012SS
BT56SS
BT014
BT010
BT56
BT57
BT020
BT54
中型車 BT90
BT090pro
BT96
  BT92

 この表を見ても判るとおり、私が歴代履いてきたのは常にツーリング向けどちらかといえばロングライフタイヤ。どのタイヤも大差なく普通に乗っていたが、BT014を履いて驚いた
 なんだこのカーブ曲がりでの路面食いつきは!ちょっと走るとすぐにタイヤ表面がドロドロになり、まるで粘着しているようだ。自分のライディングが1ランク上になった気がするほど面白いようにカーブを曲がっていく。
 ただし、8000kmぐらい走ったところでスリップサインが出始める直前。今までのタイヤより明らかに寿命が短い。次の交換でもう一度同じのを履くべきか悩むところだ。

2004.04.16購入 前\15204 後\21609
ブリヂストン BATTLAX BT0202005.02.26作成
ブリヂストン BT020

 そりゃ履くならBT014みたいな高性能タイヤは良いですよ。 でもツーリングの内訳を冷静に分析をすると・・・

割合 走行シーン
40% 高速移動(北海道巡航も含む)
40% 街乗り
20% 峠やタイトコーナー

といったところ。

 その20%が快適で楽しくても後の80%はタイヤの性能をあんまり使っていないということになります。
 やわらかいタイヤは寿命が短いという意味では精神衛生上よろしくない(高速巡航中にもったいない!を連発)ため、ツーリング向けのバトラックスBT020はちょうどよろしいのです。『可もなく不可もなく寿命が長く』といったところですね。

 ただし、BT014も別の意味では楽になります。それは、『危険回避等で急ブレーキをかけた際に短距離で止まれる』という安心感。でもランニングコスト高になるしなぁ。

ブリヂストン BATTLAX BT0212008.06.17作成
ブリヂストン BT021

 普段愛用しているBT-020の後継として、BT-021が発売になったため、試しに履いてみました。
 今までのBT-020よりもグリップは向上しているけど、寿命もそのまま維持するというコンセプトです。その『向上』がどんなものかに期待してしまいました。

 性能面の結果は・・・、あんまりわからず。可もなく不可もなく

 なんだ〜、そんなものかと思っていたら、急激に減ってしまいわずか6500kmでスリップサインです。
 このグリップでこの減りならばちょっと超著してしまうかもしれません。

 しかし、サンプリング数が少ないのでもう少し辛抱強く使ってみて、平均を取ってみないと断言するのには早そうです。

 でもあまりにも減り早すぎて、次回使うのに躊躇してしまいます。

ミシュラン パイロットロード22011.05.16作成
ミシュラン パイロットロード2

 人生で始めて履いたミシュランタイヤ。ブリヂストンタイヤ(BT020/BT021)があまりに酷かったので乗り換えてみたのでしたが・・・・

 周りの人の評判どおり、イイ!

 普通にツーリングするには必要十分なグリップ性能と、使い込んでも偏磨耗とかしない安定している性能、そして驚くほどのロングライフ!2万kmを走ってもまだスリップサインが出ない!
 ロングツーリングの予定とかあって早めに前後とも変えてしまいましたが、頑張ればまだ使えました。

 オススメのタイヤですが、一度使い始めて次に交換しようとしたら既に次世代タイヤが販売されている始末・・・・
 コレをもう一度履いても良いのですが、つい新しいパイロットロード3に浮気してしまいました。

スリップサイン2005.12.06作成
スリップサインが見えるタイヤ

 たぶんコレを知らない人はいないでしょう。
 タイヤが削れて減ってくるとスリップサインが浮き上がってきます
 スリップサインの部分だけ最初から溝の深さが浅くなっていて、この部分が一番最初にのっぺら坊になります。

 晴れている日に乗っている分にはあまり関係ないのですが、路面が濡れてくるとツルツルと滑り出しその差が歴然になりますし、車検にも通らなくなります。
 もうボチボチ、セール期間のタイヤ販売のチラシを集め始めましょう。

スリップサインを通り過ぎると・・・2007.12.21作成
スリップサインを通り過ぎると・・・

 タイヤ自体が発するアラートである『スリップサイン』すら気がつかずに乗りつづけると、ご覧のようになります。

 ラジアルタイヤの命であるカーカスとそれを補強するベルトワイヤが顔を出してきます。走行に携わるゴムの層であるトレッドは完全に使い尽くし、ベルトワイヤとカーカス層のみという、非常に危険な状態です。

 下手に衝撃を与えると破裂する恐れもあります。

 私も、よりによって宮ヶ瀬湖まて軽く流しに行ったときに異変に気が付いて、それはもうおとなしく、しかしスピーディーにバイク用品店に直行して、速攻タイヤ交換をしました。

 なんにも無かったから笑い話ですが、ライダー失格ですな・・・。

偏磨耗2009.09.01作成
偏磨耗

 タイヤは使用しているとだんだん減っていき、末期にはスリップサインが出てきて交換することになります。
 ところが、この『減り方が一様に減っていかずある部分だけは多く減り、ある部分はなかなか減らず・・・・が発生すると、タイヤの円周は綺麗な円ではなくなってしまうのです。

 左の写真をご覧ください。
 矢印の部分は減っていないところで、他の部分よりも出っ張っています。

 こんな減り方をしていると、低速走行時はゴツゴツと不快な振動がハンドル経由で体に伝わるし、高速走行時はハンドルがぶれてフラフラする・・・・

 いいことは何にもないので、偏磨耗にならないように普通の磨耗にしたいものですが、ライダーが減り方をコントロールすることはほとんど不可能で、軽いバイクに乗るか、もしくはタイヤの銘柄を注意深く選んで、『偏磨耗しやすいタイヤを避ける』ことぐらいしかありません。

 ちなみに写真は『ブリヂストン製 BT-020』。このタイヤは履くたびにかなりの確率で偏磨耗します。

携帯用空気入れ2006.02.27作成
携帯用空気入れ

 携帯することが可能な小型の空気入れ。
 持ち歩くことを想定して購入はしましたが、『すごい小さい』訳でもなく、かといって『大きい』訳でもない中途半端なサイズで車載場所に困り、ロングツーリングに一度持っていったきりで、ほとんど自宅の物置が常駐場所になってしまいました。

 本来なら『車載用工具類』ジャンルに分類されるはずだったのに…
 小型軽量で便利な"パンク修理キット"ならば、緊急時の空気注入も可能であるため常に車載しており、緊急でない時であればガソリンスタンドで事が足りてしまいます。
 したがって、時々自宅でタイヤの空気を補充するときに使うぐらいですかね。
 在庫処分品として格安で販売していたので購入したのですが…大失敗です

 左の写真は付属していた携帯用のかばん(オレンジ色)から取り出して組み立てた状態です。

1997.02.23購入 \2500
空気圧計2006.05.07作成
空気圧計

 タイヤの空気は放ったらかしにしておくと、徐々に空気が抜けていきます

 時々空気圧を計ってあげて、不足しているようであれば空気入れで空気を補充してあげましょう。
 写真の空気圧計は、前の愛車VFR400RH時代に購入したものですが現行の愛車VFR750F(RC36)で使用するには、タイヤのホイールキャストに干渉してしまい、空気圧測定に相当難儀します。

 もし、新規に購入されるのであればメーター指針部分と、空気を測定する部分がゴムホースで分離されているタイプがオススメです。

VFR750F(RC36) 標準空気圧
一名乗車時 二名乗車時
前輪 2.5 kg/cm2 ( 245 kPa ) 2.8 kg/cm2 ( 274 kPa )
後輪 2.5 kg/cm2 ( 245 kPa ) 2.8 kg/cm2 ( 274 kPa )
購入日 価格不明
空気圧計(ゴムホース型)2007.11.04作成
空気圧計(ゴムホース型) ホイールキャストと干渉

 前途の空気圧計での弱点を改良したタイプがコチラ。指針部と測定部がゴムホースで分離されているタイプです。

 バイクのホイールは、ブレーキディスクやドライブチェーンなどの機器類が占有しているため非常に狭くて、エアバルブ周辺にもスペースが無いのです。

 そこで自由に曲がるゴムホースが必要になってきます。
 これならばバイクでも使えますが、そのうちゴムが劣化してしまうのが難点です。

 ちなみに、最近の空気圧の単位は『kPa』(国際単位系で、現在の日本国内ではこの単位に準拠していないと空気圧計器は販売できない。)となっているので、ちょっと古いバイクなどの単位kg/cm2からは換算が必要になってきます。

換算レート: 1kg/cm2=98.0665kPa、1kPa=0.0101972kg/cm2

デイトナ製#21481 2007.08.18購入 \4725
リアタイヤがパンク2013.01.01作成
リアタイヤがパンク

 バイクに乗っていると常に恐れるのがパンク・・・・

 ある日、いつの間にか釘でも踏んでしまったのか、タイヤパターンとみ境目付近に穴が開いていました
 走っていると、突然ハンドルが切れなくなってまっすぐにしか進まない! てっきり前タイヤに異常が起こったのかと思って調べるも異常なし・・・・後輪がパンクしていることに気がつくまでに時間がかかりました。(リアの空気が抜けるとバイクを傾けることが困難になり、その結果、ハンドルが切れない症状が出るみたいです。)

 釘が抜けてしまったため空気もどんどん漏れ、どんどん走行困難に。
 ロングツーリング中で人里離れたところでパンクしてしまった日には、自力で修理してガソリンスタンド等までは自走する必要があり、こんな時のためにパンク修理セットも搭載していたのですが、経年変化で役に立たず!

 パンクに備えた装備を常備に更新し続ける・・・・重要ですよ!

タイヤパンクの修繕後

 万策尽きてJAFを呼ぶために、分かりやすい目標地として最寄りの駅に向かったら・・・・なんとバイク屋発見! 助けていただきました。

 ゴムバンドみたいなやつに接着剤をたっぷり塗布。それを押しこむだけ・・・・
 鮮やかに、そしてあっという間にパンクが直ってしまいました。

 とりあえず普段よりはスローペースで自宅までは戻れました
 この後、北海道ツーリングの予定があったのですが、このまま行くか、タイヤまるごと交換していくか・・・・さんざん悩んで安全をケチってはいけないと思い、タイヤ交換に至りました。


Last updated 2014.07.20