ケミカル類
 
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 ケミカルとは、メンテナンスで使用するスプレー潤滑剤・添加剤類を指し、グリスクーラントワックスタッチアップペイントクリーナーなどメンテナンス用品の総称として使われています。
 ケミカルを使う事で寿命を伸ばしたり、汚れを防いだりすることが出来ます。

ブレーキクリーナー2004.02.04作成
ブレーキクリーナー

 メンテナンスをする上で頻繁に使用する、脱脂洗浄剤です。
 取り外したパーツはおそらく油汚れでドロドロになっています。そんなときにコレをシュッとひと吹き。綺麗になります。

 揮発性のある液体スプレーで、噴出圧力も相当高く設定されています。その圧力で頑固な油汚れを浮かせながら吹き飛ばすのです。すぐにその液体は蒸発して元通りのドライな状態に戻るという仕組みです。

 各種メンテナンス時に、前回塗布した古いグリースを落とすときに使う他、ブレーキの鳴きがひどいときに、ディスクローターにひと吹きすると鳴き止んでしまうこともあります。定期的にディスクローターを洗浄して、どうしてもダメなときはブレーキパッドの角を削るのと、 パッド自体の清掃をしてあげると完全に鳴き止みます。

 ただし、塗装部分やゴム部分は溶かしてしまうため使えません。

 普段は洗車や各部注油、チェーンオイルの噴霧などを実施した後に最後のまとめとしてディスクローターに吹きかけます。このとき、いらなくなったボロタオルを下にひいておき、タイヤにかかるのを防ぎます。

1997.07.19購入 \880
その他数え切れないほど購入
ブレーキ&パーツクリーナー(和光ケミカル製)2004.07.12追加
WAKO'S SuperJumbo ブレーキ&パーツクリーナー

 ブレーキクリーナーは整備の必需品といってもいいでしょう。 使っているのがなくなるとすぐに買い足すのですが、容量が小さいとすぐになくなってしまうため、大きめのをチョイスします。

 あんまりブランドにはこだわらないのですが、最近のオイル交換和光ケミカル製が具合が良いので、 『多少高くともいいものを』と思い、和光ケミカル製にしました。実際横においてあった他社製品より\300円ほど高かったです。

 一言で『ブレーキクリーナー』と片付けてしまいそうですが、そこは和光ケミカル。こんなにラインナップがあります。(別に私は関係者じゃないですよ。)

BC-7 遅乾性 チェーンやグリスなどのひどい汚れを洗浄するのに使用。ステッカー剥がし後の糊成分の除去も効果的。
BC-8 中乾性 フルードの溶解性に優れている。
BC-9 速乾性樹脂・ゴム類への攻撃性が少ない。スクリーンやシールドにも使用可能。
BC-SJ 中乾性国内でもっとも容量が大きく、コストパフォーマンスに優れている。

 いままでこんなに種類があるなんて知らなかった。奥が深いなぁ。

A184 BC-SJ 2004.07.11購入 \1575
ブレーキクリーナー BC-9(和光ケミカル製)2008.04.03追加
和光ケミカル BC-9

 普通のブレーキクリーナーだとゴムに悪影響があるため、ブレーキキャリパーの清掃などの時にはシールにかからないように神経質になりながら局所的に使うか、もしくはママレモンを使用します。

 しかし、低攻撃性のBC-9という商品も存在しています。
 普通のブレーキクリーナーよりはかなり割高ですが、周囲を気にせずに使うことができる快感を得られます。
 ちなみに、汚れの落ち具合とかは他のと違いを感じられません。普通です。

 というわけで、普段はコレと安いやつを併用しており、危なそうなところだけはBC-9を使用して、それ以外の場所には"お買い得品"をド派手に使用します。

A189 2006.10.15購入 \1575
チェーンクリーナー2004.02.04作成
チェーンクリーナー

 チェーンには常に注油しているため油がドロドロです。埃っぽい所や砂利道などを走るとドロドロにゴミや小石などが付着してしまい、チェーンの劣化を進めてしまいます

 理想的にはチェーンに注油前にこのクリーナーを使って油分とゴミを完全に落とすのがいいのですが、毎回は面倒なのでたまにしか清掃していません。
 チェーンの可動リング部分には、ゴム製の『Oリング』という部品でオイルを封入することで磨耗を減らし長寿命化を図っているので、 ブレーキクリーナーなどゴムを侵すものは使えません。

 これはOリングのゴムを侵さない脱脂洗浄剤です。
 コレをチェーンに吹いてあげてウェスでふき取ります。

1995.08.14購入 1080
1997.07.19購入 \880
2001.12.08購入 \960
チェーンオイル2004.02.04作成
チェーンオイル

 ドロッとした粘度の高いチェーン用のオイルです。チェーンが回転すると遠心力が働きオイルが飛んでいってしまうため、高粘度が必要です。

 以前は、ヤマハ製チェーンオイルを使用していたのですが、サラサラしておりすぐに飛んでしまうため、RK製に切り替えて使用しています。

 ロングツーリングのときは携帯サイズを持っていきます。雨天走行をした後はすぐに油分が抜けてしまうため、雨対策グッズの一つとして用意したいぐらいです。

 コレをチェーンに吹きかけるときは必ず『チェーンの内側から』吹き付けてあげます。チェーンの外側から吹き付けてもチェーン回転時の遠心力で飛ばされてしまいますが、内側から使用すれば遠心力はチェーンに浸透する方向に働くからです。

RK製 1996.05.26購入 \2200
RK製 1998.06.21購入 \1980
RK製 2001.12.08購入 \1760
RK製 2005.05.31購入 \2310
バイクシャンプー2004.02.04作成
バイクシャンプー

 バイク自体を洗車するときに使用する洗剤です。
 べつにこれでなくてもママレモンを思いっきり薄めて使ってもいっしょだと思います。(ただし、あんまり濃いと油分が必要なところの油もすっきり落としてしまうため、逆効果になります。)

 あくまで汚れの油分だけを落とし、必要な油分を落とさないという魔法の洗剤は存在しないので、薄めの洗剤で、汚れをゴシゴシこするのがいいと思います。

2002.09.25購入 \720
ホイールクリーナー2004.02.04作成/2004.11.28追記
ホイールクリーナー

 ホイールは、前輪はブレーキパッドのカスがべっとり。後輪はさらにチェーンオイルがべっとりとこびりついており、なかなか落ちません。
 バイク屋で使用している業務用スペシャルは、後輪のハードな汚れも一瞬で落としてしまうのですが、市販品はそこまで強いものはありません。
 何回もホイールクリーナーの種類を変えているのですが、残念ながらこのハードな汚れをサッと落としてくれるものはありません。(前輪ホイールはサッと落ちます。)

 この製品も、塗布してブラシで擦っても、分厚いオイルの層がネバネバと伸びるだけで、綺麗になりません。 (何もしないよりましですが....)

〜2004.11.28追記〜 UPDATE
ホイール清掃中  ポイントはスプレーしてしばらく置いておくこと。注意書きをよく読んだらそう書いてありました。吹き付けて1分ほど置いてからブラシで擦ったら綺麗になりました。この場所は気合を入れて掃除しないと途中でめげてしまいそうになるのですが、ココまで楽に落ちてくれれば合格点です。

1995.11.05購入 \1080
2002.07.07購入 \990
シンプルグリーン・ホイールクリーナー2005.07.10作成
シンプルグリーン ホイールクリーナー

 ホイールクリーナーが底をついたので新しいものを購入しに行くと、なぜか日本製の見慣れたホイールクリーナーが売っていなかったんです。次のお店もなく、3件目でようやく見つけました。アメリカ生まれの『シンプルグリーン』ブランドのホイールクリーナーです。

 ムース状の泡なので、ホイールにかけてもすぐに流れ落ちず長い時間その場所に滞りしつこい汚れを浮かせてくれます。
 そして、肝心の汚れの落ち具合ですが、申し分ありません。サクサク汚れが落ちてくれます。

 当分はこのブランドのホイールクリーナーで続けていこうと思わせてくれる製品です。

2005.06.12購入 \1323
デイトナ アルティシャイン・ホイールクリーナー2008.07.10作成
アルティシャイン ホイールクリーナー

 前出の『シンプルグリーン・ホイールクリーナー』は海外製のため入手性に難があり、ずいぶんと高級そうなイメージで売りに出しているデイトナ製にチャレンジしてみました。

 まずは前輪から。
 ブレーキダストは『サッと落ちて綺麗になりました。ここまでは序章に過ぎません。

 続いて後輪。
 ブレーキダスト以外に、さらに頑固なチェーンオイルが付着しています。さっそくスプレーして、ブラシで擦ると・・・・

 ネバ〜ッ、ネバ〜ッ
 油汚れがネバネバと伸びるだけでほとんど落ちません!!

 落ちないものだから一度に量を沢山使ってしまい、アッと言う間に底を突きました。
 コレはダメです。次回から別の製品を試してみることにします。

2008.03.15購入 \1575
MOTOWN製 ホイールクリーナー2008.11.29作成
MOTOWN製 ホイールクリーナー

 海外製では入手に難デイトナ製は性能に難、そして現在愛用しているのがこれ、MOTOWN製のホイールクリーナーです。

 入手も容易で、性能も問題なし!
 チェーンオイルが付着したネバネバホイールも綺麗すっきりになります。

 唯一、問題点を挙げるとすれば・・・・・容器の肉厚が薄すぎるのか、一度うっかり落としたら簡単に容器に穴が開き流出事件が発生したことかな。

2008.07.06購入 \1050
米国MALCO製 ホイールクリーナー2010.12.16作成
MALCO製ホイールクリーナー

 こちらの商品は、旅風ミーティング2010じゃんけん大会で勝ち抜いて無料ゲットした一品です。アメリカの会社『MALCO Products Inc.』製のホイールクリーナーです。

 試しに使ってみると、おお、落ちる落ちる!
 透明な液状の性質で、ホイールにかけるとすぐに流れ落ちてしまいそうになりますが、流れる前にブラシで擦ればスッと汚れが浮き出して、後は水をかければ汚れがさっと流れていってくれます。

 海外製品は、どうやら汚れ落とし成分の配合が多いのか、強力に汚れが落ちてくれるのが嬉しいですね。(でもきっと、手が荒れるとかの副作用があるのでしょうね。私は全然荒れませんが・・・・)

 自宅の周辺では見かけないので、安定的な入手ルートが確立できないのが残念です。

2010.06.27無料ゲット
光沢WAX2004.02.04作成
光沢WAX

 看板にうそ偽りはありません。『本格光沢宣言!ツヤ・光沢専用ワックス』は、磨くと本当にピカピカになります。

 このワックスももう9年近く使っていますが、なんたってワックス塗布面積が小さいオートバイで使っているため、まだまだ当分持ちそうです。

うわっ、カウルが汚いなぁ
北海道帰着でドロドロ
マフラーは金属と思えない鈍さ
見て!この輝きを!
使用後は新車の輝き
カウルに背景が写るほど!
1995.08.14購入 \2340
オーセンテック プレミアムJr.2010.08.26作成
オーセンテック プレミアムJr.

 ついに、VFR750F(RC36)とともにズーッと使いつづけてきた超光沢WAXが底を突きました。底を突くのとほぼ同時期に、付属のスポンジが粉々になって役に立たなくなってしまったし、15年も同じWAX使っていたので・・・・新しいのを買いました。

 買いに行ってビックリなのが、15年の流れの中で固形WAXその物の数が激減! そんな少数のなかから選んだのがコレ、高級なカルナバロウを贅沢に使用とにかく艶を追究した一品。化粧品にも使われている成分なんだとか。

 とりあえず1回使ってみたら改めてココを更新します。
 ちょっと期待しています!

2010.08.16購入 \1995
耐熱WAX2004.02.04作成
耐熱WAX

 さすがの超光沢ワックス高熱には耐えられません

 自動車と違い、マフラー部分やエキパイ部分も外部に露出しているためピカピカに磨く対象となります。 このような高温部分に使用する耐熱ワックスです。

 洗車後にスプレーを薄く塗布してウェスでふき取ると、目でもわかる薄い油の膜ができてピカピカの艶が出てきます。
 寿命は、普通の固形ワックスとさほど変わらない印象です。

 これも、一度に使用する量が物凄く少ないため、ずいぶんと長持ちします。

2001.12.08購入 \2400
CRC 5-562004.02.04作成
CRC556

 ご存知、可動部分にサッとひと吹き。CRC 5-56です。
 確かに吹いた後は滑らかな動きになりますが、粘度が低いため、すぐに流れていってしまいます。
 まめに吹いてあげないとダメですね。

 ちなみに、キーシリンダーなどにも吹いてあげるといいですよ。(埃を呼ぶから厳禁!と言う人もいます。)

 最近はもう少し高級な、和光ケミカル製ラスペネを使用しています。

2代目 2002.09.25購入 \480
ピカール2004.02.04作成
ピカール

 ウェスにコレをつけて金属を磨くとピカピカになる、その名も『ピカール』。微細な研磨剤が配合されています。

 マフラーや、ブレーキレバーなどピカピカになります。
 ただし、何度もしつこく擦らないとピカピカにならないので、それなりに労力は必要です。

クリアコート2005.04.27変更
クリアコート

 いくら洗ってもすぐに汚くなるリアホイールチェーンオイルがドロドロになってこびりつき、そのうえブレーキパッドのカスが合わさって粘土みたくなっています。汚れを落とすときも、ブラシで念入りにこすらないと綺麗になりません。

 そこで、一度気合を入れてピカピカにした後に、これでコーティングしておこうかと思って購入しました。
 うまくいけば、このコートの上に汚れがこびりついても、サッとひと拭きで汚れが落ちることを期待しています。

 まだ一度も使用していません。使ったらココを更新しますね。

〜2005.04.27追記〜 UPDATE
 ホイールにこれを塗りこんでおくと、見かけは汚れていても、サッと落ちてくれました。以前のようにゴシゴシ擦り落とすというよりは、楽に流れてくれるというのが正直な感想です。
 結構良く気に入ってしまい、またコーティングしておきました。これを吹いてから2〜3分たった後、ふき取ればよいのです。

 オススメ!

2004.04.03購入 \1575
ネジ緩め・浸透潤滑スプレー(WAKO'S ラスペネ)2004.07.13追加
WAKO'S ラスペネ

 『ネジ外し大作戦』で慌てて購入した一品。
 ジャンル的にはクレCRC5-56と同様の『防錆性浸透潤滑剤』です。ただし、あちらは家庭用で、こちらはプロ用に分類され、さびて固まったネジを外すにはこいつが一番という声が比較的多く聞かれます。

 値段はCRC5-56が500円でおつりが来ますが、これは1500円を越えます。しかし、CRC5-56はLPガスを使用しているため、スプレーの中では液体です。つまり潤滑剤とLPガスが混じっていますが、ラスペネは二酸化炭素を使用しており、スプレーの中でも気体です。すなわちスプレー内の液体は100%潤滑剤でお得。スプレー自体もどの方向で使っても最後まで使いきれるよう工夫されています。

 さらに、『水置換』を歌っていますが、普通は油は水分と混じらず浮いてしまうのですが、ラスペネは水より比重が重く、水より下に入り込もうとします。 またフッ素は金属に電気的に張り付く性質を持っており、金属表面に皮膜を作り『防錆』の効果を強力に発揮するそうです。

 ただし、ゴム部分を侵す性質があるので、金属部分にのみ使用する必要があります。

 さて、これを外れないリアブレーキパッドのロックネジに吹きかけて...しばらく待っても全然ネジは回りません...

A121 2004.07.10購入 \1890
スクリューグラブ(ScrewGrab)2000.07.15追加
スクリューグラブ

 このアイテムも『ネジ外し大作戦』で購入した一品。

 ネジやドライバーの先に数滴垂らしてからネジを外そうとするとあら不思議。ドライバーとネジをがっちりと噛合わせ滑らないようにするネジ外し剤です。

 本当かどうか知らないけど、実績がすごい。アメリカ空軍、イギリス空軍のほか、飛行機のボーイング社推薦工具にもなっているとのことです。

 『ほんまかいな』と思いますが、確かにこれを数滴垂らしてからドライバーにトルクをかけても滑りにくくなっています。ガッチリ食い込んでいるといった感覚です。
 粘度の高い青色の液体に金属のバリ見たいのがたくさん混じっています。こいつらが摩擦係数を上げていると思われます。

 前出のラスペネとこれを組み合わせて、リアブレーキパッドパッドピンロックネジを外そうとしましたが残念。ビクともしませんでした。

SG-11 2004.07.10購入 \829
スレッドコンパウンド2006.12.11作成
スレッドコンパウンド

 高温にさらされる場所のネジは、その熱でネジが膨張してしまい雄ネジと雌ネジが密着してさらにはお互いの表面が食い込んでしまい、緩めることができなくなってしまうことがあります。
 (実際に固着してしまったお話はコチラ。)
 この現象をカジリと呼びます。

 エンジン周りやブレーキ系統、マフラー周りなどは高温にさらされる代表格です。
 そんな部位のネジに対して使用するのがこのスレッドコンパウンドです。

 銅粉入りのグリースといったところで、写真のような歯磨き粉チューブに入っているものとスプレー式のものが発売されています。
 これをネジ山に塗っておから締めこめばよいのです。銅粉がコロの役割をして固着しないようになるのです。

 副作用として、コロが滑らかに潤滑してネジを回す作用があるため、普通の感覚でネジを締めこむとオーバートルクになってしまうんです。

 しかし…、このサイズ。個人が使い切るのに何年かかるんだろう…

V170 2006.10.21購入 \2100
スーパーシリコングリース2007.06.10作成
シリコーングリス

 強度のブレーキ引きずり現象が発生したために、ブレーキキャリパーをメンテナンスするために購入しました。

 シリコングリースは、『耐熱性』『耐水性』そして『ゴムに影響を及ぼさない』という性質から、パッキン・シールなどゴム製品を多用しているブレーキキャリパーをグリスアップするときにはもってこいの性質を有しています。

 また、ブレーキパッドの動きをサポートするパッドピンにも使用可能で、バイクのブレーキキャリパーのように外部に露出して風雨にされされて、かつ高温になるという非常に条件の厳しい場所に使用できるグリースです。

 その分、値段も高いのですが・・・。

V251 2006.10.21購入 \2625
ネジロック剤2008.09.15作成
ネジロック剤

 バイクは常に振動にさらされています。

 いくらネジを強力に締めこんでも場所によってはすぐに緩んでしまうところもあります。日常の整備でマメに増し締めをしたとしても、原因を潰したことにはならないので、何時の間にか走行中に脱落させてしまうことがシバシバ。

 そこで、ねじ山に塗布して一緒に締め付けて脱落を防止する一種の接着剤が『ネジロック剤』です。
 ネジの太さや、ロックする強度など、色々な種類があります。バイク用品店で入手しやすいデイトナ製だけでも、『低強度』『中強度(外すことがあるネジ向け。)』『強強度(二度と外せなくなる。外すにはネジを折るしかない。)』とあります。

 種類にもよりますが、デイトナのは嫌気性で『空気を遮断すると固まる』性質なので、ネジに塗布して強固に締め付け空気を遮断するのです。
 そのため、金属ネジ同士にのみ使用可能です。

 ちなみに、中強度でも明らかに脱落がなくなりますが、風雨に触れる場所の場合は1年程度で性能が低下するので、再度の塗布が必要です。

2007.07.16購入 \945
防錆剤(ぼうせいざい)2009.01.01作成
防錆剤

 以前、ハンドルアップスペーサーを使用してハンドルアップしたとき、純正のサスペンションに被せる化粧筒が付属していました。
 これが、アルミやステンレスではない金属製雨天走行を一度するだけで錆が浮いてくるので、処方してみました。
ハンドルアップスペーサー 処方前後
 このスプレー、内容物はサラサラの液体で、錆止めしたいところに塗ってもすぐに流れてしまい全く効果が得られませんでした。

 きっと、製品にネジのイラストが書かれていることから、外気に直接触れない場所に使用するのかな?

TANAX製 PG-229 2008.03.15購入 \840
バリアスコート2010.05.21作成
バリアスコート

 洗車が終わって、WAXをかける・・・・のWAXの代わりに使用するのが、和光ケミカル製のバリアスコート
 エンジンオイルでお世話になっていて、高品質というのがよ〜く判っているブランドなので使ってみることにしました。

 う〜む・・・・あんまりWAXと効果が変わらないような気がする。

 しかも、バイクの表面やカウルは良いとして、パニアケースみたいな梨地のところに使用したら、白く濁ってしまいました。

 というわけで、一度使ったあとはお蔵入りになってしまいました。たぶん性能はいいんだと思いますが、好みの問題だと思います。

2008.06.21購入 \3150
アーマオール つや出し剤2012.09.30作成
アーマオール つや出し剤

 左の画像にマウスカーソルを合わせると、バイクの左右スイッチボックスの比較画像が出ると思いますが・・・・

 そう、私のバイクはおじいちゃん。
 樹脂製部品は紫外線を浴び続けてると劣化していまい、本来黒いはずのスイッチボックスが白く変色してしまい格好悪い・・・・

 そんなときブログのコメントで教えてもらった『アーマオール』とメラミンスポンジ、そしてキッチンペーパーサランラップ
 スイッチボックスにアーマオールを吹きつけて、メラミンスポンジで磨きこむ・・・・そしてさらに、アーマオールを吹きつけたキッチンペーパーで包みサランラップで保湿して数日

 完璧に黒さが蘇りました!

 安価でここまで艶が戻るなら最高です。でも1年ぐらいで効果が切れてしまうので、定期的な処方が必要です。(1年も持つならば十分です。)

2011.09.12購入 \924

Last updated 2012.09.30