洗車道具
 
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 洗車は整備の基本です。
 隅々まで目を配るため、普段見ることの無い角度からバイクを目視点検できます。そもそも汚いバイクだと、その汚れがトラブルによる流出によるものなのか外的要因によるものなのかすら判別が出来ません。

 そして、ピカピカのバイクに乗るのは『なにより気分がいい』ものです。

洗車スポンジ2005.10.15作成
洗車スポンジ

 最低限必要なのは、スポンジです。
 台所用とは違い、ものすごく水分を溜め込むような材質で作られていています。

 汚れは水で浮かせて取るのが基本で、スポンジで直接こすると傷の原因になるそうです。このためにスポンジ自体に水分を含んでおくという性質が必要なのです。

 でも、この程度で付く細かい傷を気にしていたらバイクで公道を走ることが出来ません。小石や虫が飛んできてバシバシ傷が付くし、脇抜けをすると街路樹の枝に引っ掛けることも多々あります。

 たっぷり水を含ませて、やさしく汚れを落としてあげましょう。

柄付きはもらい物 三代目
台風でどこかに飛んでいって紛失 二代目 1997.11.01購入 \410
洗車スポンジ4代目2006.09.22作成
洗車スポンジ4代目

 洗車スポンジも、長い間継続して使用していると徐々にヘタッてきます。上の写真はまだ元気なころの写真ですが、今はご覧のとおり(左の写真ね!)薄くなってヘロヘロ状態です。

 まぁ、そんなに高いものではないのですが、なんとなく捨てられずずーっと使ってきましたが、さすがに限界を感じて新調することにしました。

 スポンジを選ぶのに水をよく吸い込む素材が良いというのがありますが、実際に水に染み込ませて使ってみないと良い/悪いを判別することができないので勘で勝負してみます。

 理由は単純で、前回のが薄っぺらくなってしまったので、分厚いのを購入しました。

エーモン製 #W808 2006.09.02購入 \290
リアホイール用ブラシ2006.01.09作成
リアホイール用の洗車ブラシ

 バイクのリアホイールは、頑固な油汚れの巣。構造上仕方が無いのです。

 ドライブチェーンに塗布しているチェーンオイルが遠心力で飛び散るため、リアホイールはドロドロになります。
 さらにそこに、リアブレーキを使用することによって削れるブレーキパッドの粉が吸着され、それはもう頑固な汚れになるのです。
 ブラシで擦っても、油分がネットリと伸びるだけ。強力なホイールクリーナーが必要となります。

 また、いくら強力なホイールクリーナーで汚れが落ちても、ブラシ自体も油まみれになるため、通常の洗車用ブラシとは分けておく必要があります

 ねっ、写真でもおわかりのとおり、ブラシの油は取れなくなり、真っ黒のままです。

2004.04.03購入 \294
リアホイール用ブラシ22006.10.20作成
リアホイール用スポンジ

 リアホイールの清掃は、頑固な油汚れとの戦いと書きましたが、繊細さも要求される場所でもあります。
 "リアホイール用ブラシ"のようなブラシの長さが短い方が力を掛けやすく、ゴシゴシと擦り落とす場合にはすばらしい性能を発揮するのですが、ホイールキャストが結構邪魔になるのです。

 キャストの付け根などの入り組んだところは、使い古しの歯ブラシなどのミニサイズのブラシを用意しないと毛先が届かないのです。

 そこで、細長いスポンジブラシの登場です。
 普段から汚れ防止のコーティングをしておき、さらにホイールクリーナーで汚れを浮かせてしまえば、こんなスポンジで軽く擦るだけでも汚れは落ちてくれます。

エーモン #W755ホイールスポンジ 2006.09.02購入 \570
フロントホイール用ブラシ2006.04.06作成
フロントホイール用の洗車ブラシ

 こちらは、ドロドロ油汚れ用のリアホイール用とは別の、フロントホイール専用のブラシです。
 リアホイールブラシと同時に購入したのにもかかわらず、こちらは物凄く綺麗です。それだけホイール自体の汚れの差があるということになります。

 フロントホイールは、ブレーキパッドの粉が付着しているだけなので、軽く擦るだけで綺麗にピカピカになります。

2004.04.03購入 \399
ぞうきん2010.04.01作成
ぞうきん

 ホイール清掃のためにブラシを何本も用意して、ここには載せていないけれども何度も何度も買い替えをしても・・・・すぐに油でドロドロに汚れてしまうんです。

 汚れたブラシでホイールを掃除すると、逆に油を塗っているようなもので、掃除しているのか汚しているのかわからなくなってしまいます
 それがイヤでマメにブラシを買い換えていたのですが・・・・

 最近は最初にブラシで頑固な汚れを掻き落として・・・・
仕上げはぞうきんで!  第二段にぞうきんでピカピカに磨きこむ作戦にしました。ぞうきんはその都度使い捨てをするつもりでダイナミックに使います。
 当然ぞうきんはドロドロになりますが、ホイールはピカピカに!

 ブラシをマメに買い換えるよりもコストは安い気がします。

10枚組み 2009.12.26購入 \504
10枚組み 2009.06.13購入 \504
超極細繊維クロス2010.11.06作成
超極細繊維クロス

 洗車の時に使うぞうきん、そしてお古のTシャツバスタオルでバイクを拭いているのですが、気になるのが拭いた後に残る糸くず

 一週間に一度しか乗らないので、土曜日はバイクに多少ホコリが付いているので前記のアイテムで拭くのですが、ほこりが取れて糸くずが付く・・・・
 何のために拭いたいるのかよくわからない事態になっています。

 そこで、パニアケースに忍ばせておくために用意した極細繊維クロス
 糸くずを撒き散らすことなく、綺麗〜になります

 ただし、面積があんまり大きいものは販売されていない(高価になりすぎ?)ので、前記アイテムでホコリを拭き取った後に、コレで仕上げます。

 旅先でも便利ですね。

2010.11.02購入 \735
アクアガン付ホースリール2008.08.22作成
アクアガン付ホースリール

 やっぱり洗車は豊富な水流が欲しくなるものです。

 実は、私の場合はバイクの洗車は公道上で行うことになるのですが、公道に水源がなく、しかたなくジョウロに水をいっぱい溜めて、チョロチョロとした水流で洗車していました。
 コレはコレで水道代がかからず、ジョウロ2〜3杯で洗車が完了してとってもエコロジーと考えることにして我慢すること10年以上・・・・。

 ずっと前からホースで洗車に憧れていたのですが、そうなると水を流しっぱなしになるので『水が勿体無い!』。

 ところがある日、ホームセンターのチラシを見ると手元で止水できる10mホースリールがたったの\2780円で販売されています。その後の調べで別に特別安い価格ではなく、普段からこんなものみたいです。

 ただし、手元で止水するからには、その他の部分が上水道の圧力に耐えうる構造になっていなければなりません。これも『カチッ』と脱着可能で耐水圧能力のある口金が規格化されており、自宅の水道もコレに変換するアダプター(\300ぐらい)を付けたら完全水密!
 これで、たっぷりと水を使った洗車が出来るようになりました。

2008.06.22購入 \2780

Last updated 2010.11.06