出発!北海道 出発準備 しゅっぱつじゅんび
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 日程その他の準備はいうなれば『頭脳戦』。頭の中であれこれ考え、切符を押さえるなどの動きですが、次は出発するための直接的な準備、あえて言えば『体力編』をしなければなりません。
 しかも、この辺りの詰めが甘いと、ロングツーリングでは行程途中で泣きを見ることがあります。
ロングツーリング前整備2008.07.31作成
装備品選定  北海道ツーリングに限らずロングツーリングで毎日走り続けると、終わってみると結構な距離をまとめて走っていることになります。
 大体で見積もって一日400kmと、北海道まで自走なら往復1500kmが加わりますから、トータル3000kmなんていうのは珍しくもありません

 すると、エンジンオイルの交換周期を飛び越してしまったり、タイヤの減りブレーキパッドの減りなど、限界まで使おうとケチケチしているとツーリング中に限界が訪れて足止めなんていう、もっとも悔しい部類のピットストップを受けなければならないのです。


 そこで、エンジンオイルは当然交換し、タイヤブレーキパッド3000〜4000kmの走行にも耐えうる残量の確認をしておきます。その他、灯火類やワイヤー、空気圧に冷却水残量など一通り点検しグリスアップ等の整備もしておきましょう。

 自身の無い方は、バイク店にお任せでも良いと思います。『ロングツーリング直前の消耗品その他チェック』と依頼すれば、一通り見てくれると思いますよ。(でも、ロングツーリングの出先である程度の耐力応用力を養うために、点検ぐらいはできるようにしておいたほうが良いかも。)
装備品選定2008.07.13作成
装備品選定  バイクの積載能力は非常に限られています。
 そこで、日常の生活の中から旅で必要なものを厳選しつつ、本当に必要なものを見逃さないようにシミュレーションを行います。
 旅のスタイルは十人十色なので、持って行く物も人それぞれになると思いますが、参考までに私が持って行くものを御紹介いたします。

天候防御系 (Protect)
ロングツーリングは晴天ばかりではありません。悪天の備えが必要です。
レインジャケット(カッパ)
レイングローブ(予備をいれて最低2つ)
防寒着(夏の時期はカッパで代用)
宿泊系 (Camp)
キャンプをする場合特有の荷物です。かなり嵩張ります。
テント
テントマット
シュラフ(時期によって種類を変えます。7月〜8月は夏用)
ストーブx2
食器セット(クライマーズクッカーチタンクッカー & 100均の鉄フライパン)
まな板&包丁
調味料
ガスカートリッジx3
カートリッジブースター(4月〜5月)
椅子
蚊取り線香・虫除けスプレー(6月〜9月中旬)
歯ブラシ
洗剤&スポンジ
サンダル(優先度低,4月〜5月は寒いのでショートブーツで代用)
(使い捨て型)
マグライト
補佐系 (Assist)
ツーリングをサポートするツールたちです。
ツーリングマップル(地図)
旅風ツーリングガイド
北海道キャンピングガイド(現地調達可)
コンパス
スロットルロッカー
ヘルメット清掃用ペーパータオル
クリップボードと筆記用具
デジカメ予備電池・充電器( 充電は走行中の車載インバーター )
識別系 (Light)
法律で定められていたり、緊急時に使用する本人を識別するもの。
運転免許証
自動車検査証
自動車保険証(強制・任意)
健康保健証(コピーでも可)
癒し系 (Healing)
一日の疲れを取り、翌日につなげるアイテムです。
温泉セット(バスタオル , シャンプー , ボディソープ) スウェット等
下着類(Tシャツ+パンツ)(一週間分ほど。それ以上の行程の場合は途中で洗濯する。)(→一日分ずつジップロックで小分けして積載)
白米 (これ以外の食料は現地で調達。)
携帯ラジオ
回復系 (Recover)
通常時以外のトラブルに備え、回復させるための装備です。
詰め替え君
車載工具+αの工具類
チェーンオイル(携帯用)
頭痛薬・下痢止め
特殊系 (Special)
まぁ、必需品・・・ですね。
財布
携帯電話と充電器( 充電は走行中の車載インバーター )

Last updated 2008.07.31