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国道158号線の長野県松本市と岐阜県高山市を結ぶ区間は、標高1790mの安房峠を越えています。
この手の峠越えルートによく見れるように道幅がとても狭く、
低速タイトコーナーを連続させて高度を稼いでいく線形をしているのです。
そして、辺りは上高地を始めとした全国区の観光地が連なっているため、
大型車もバンバン通過するという悪条件が重なっており、
ただでさえ通過に時間がかかる峠道が、観光シーズン中では離合渋滞で余計に時間がかかってしまうのです。
そしてとどめは『雪』。標高が高いため一年の半分は通行止めとなってしまい、交通が分断されてしまいました。
そこで、この峠をトンネルで貫通させる道路が建設されたのでした。
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![]() | 左上: 安房トンネルの長野県側入口 右上: 高速道路規格で建設された証? 左: 平湯料金所から望む北アルプス |
このトンネルは、将来の高速道路『中部縦貫自動車道』の一部になる計画なので、 高速道路規格で設計・製作されています。 トンネルまでのアプローチ道路と比べると数ランク上のとても豪華な作りになっていますが、 ここまで高速道路が伸びてくるとなんてありえるのか?多分ないような気がします。
![]() | 将来の高速道路なので、道路の維持管理は日本道路公団が行っていました。 というわけで、全国共通の感熱紙通行券です。つまらないです。 |
38.笹子トンネル << | >> 40.逗葉新道 | Last updated 2005.10.22 |