TOP
	〜　2001.11.11 無料開放　〜

今は無き有料道路へ戻る	20.八王子バイパス <<	>> 22.天城トンネル

国道１８号、中山道の難所の碓氷峠は、いきなり山の壁が迫ってくるという表現がピッタリでしょう。 麓の横川駅から軽井沢駅まで、直線距離９ｋｍで高低差は５５２ｍもありながら、他に条件の良い場所も無く、 交通の動脈のために克服を繰り返してきた場所です。
道路も古い順から『徒歩で通る初代碓氷越え』 『国道１８号(旧道)』『碓氷バイパス』 『上信越道(高速道路)』と徐々に楽に通り向けられるようになってきました。 また鉄道でもすでに廃止されましたが、ＪＲ最急勾配区間で、電気機関車をたくさん連結しないと普通の電車じゃ登れないほどでした。 今は長野新幹線の長大トンネルで、峠越えをしているとわからない間に抜けています。
旧道は明治１７年５月２０日に開通し、麓からカーブに番号がついており頂上は１８４番となっています。 要は１８４個の低速タイトコーナーが連続する片側１車線の狭い勾配路で、大型車の通行には向いていませんでした。 そこで、新道が計画され、碓氷バイパスとして供用されましたが、高速道路も出来た今、その役目は終えたようです。
いま碓氷峠に行っても、車もあまり通らずガラガラで、逆にのんびりと観光が出来ると思います。鉄道廃線後とかが有名で鉄道の街ですよ。

	地図でもはげしく等高線を 越えている様子がわかります。	〜2004.07.04 写真追加〜 碓氷バイパスはカーブ４８個 旧道に比べてだいぶ少なくなった。

	20.八王子バイパス <<	>> 22.天城トンネル	Last updated 2004.07.04