変なもの見っけ
 
.

 ツーリングの途中でなぜか向こうから目に飛び込んでくる妙な違和感を発している物体』をまとめてみました。

交通信号案内板2005.01.29作成
信号についている所在地案内

 北海道東端の街『根室市』は、すぐ近くが北方領土。沿岸に出ればわずか3.7km先に他国ロシア領となっている島々を肉眼で確認することも出来る(らしい...天気に恵まれたことがありませんので。)。

 北方領土返還運動も積極的に行われており、この辺りではロシアとの交流を深めるという意で『北方領土ビザ無し交流』という制度(日ソ首脳会談でゴルバチョフ書記長が提案)で今でも頻繁に相互交流が行われています。

 そうです。そんな時ロシア人が困らないように、公共的なものにはすべて日本語だけではなくロシア語が併記』されています。
 別に写真を撮った信号機だけではなく、街の信号機はすべてコレです。

 近くには『北海道立北方四島交流センター』という施設があり、歴史を無料で勉強できます。(私が行ったときは閉館時間17時の30分前だったこともあり、とても閑散としていて職員も暇そうでした。)

案内標識(方向および方面)2005.02.23作成
ロシア語併記の案内板

 前記、北海道根室市の交通信号案内板にロシア語が併記されているということは、もっと大きい案内板にも当然ロシア語が併記されています。

 左の写真をご覧ください。

 ココまで大きく主張されるといやでも気が付きます。
 しかもアルファベットなら見られていますが人生で初めて見る『の逆型の文字や、『Nの鏡文字など、まったく読めません。

 根室市内には、函館やきとり弁当でおなじみハセガワストアーの姉妹店のタイエーがあり、あの味が楽しめます。それ以外にもこの辺りは花咲ガニが有名で、駅前はカニ屋さんであふれています。

 街には『返せ北方領土』のポスターがいたるところに張られていて、なんだか国境の町といった緊張感があります。銭湯の中にもあるぐらいですしね。

案内標識(方向および方面)22006.11.18作成
中国語?併記の案内板

 こちらは、静岡県伊豆半島にて遭遇した交通案内標識です。

 修善寺駅はコチラという表示のところには、中国語と韓国語(ハングル文字?)にて併記されてします。
 中国語表記は日本人だと雰囲気で分かりそうですが、ハングル文字は完全にお手上げです。
 観光客は日本人もいますが、海外の旅行者の方が沢山いらっしゃいました。国内は不景気なのか、日本人の旅人が少ないんですもの…
 寂しい話です。

 この辺りの表記は地方の裁量に任されているのかな?

霧笛(むてき)2005.03.19作成
北海道・花咲灯台に併設されている霧信号所の発音施設

 霧笛って響きは聞いたことはあるけど現物はなかなか拝めません。

 霧笛を発する霧信号所は灯台と同じく付近を航行する船に対して場所を知らせる施設です。灯台はその姿や光で場所を知らせますが、霧の場合は姿や光が届かず役に立ちません。そんなときに霧信号所の出番です。巨大な音を鳴らして場所を知らせます

 そんな性格からもともと霧が多い場所にしか設置されず、最近はGPS等の電波航法が発達して悪天でも自分の位置がわかるため廃止が相次いでいて、日本にはあんまり残っていません。(北海道にはたくさん残っています。さすが自然環境が厳しいだけのことはあります。)

 霧の中で、ブォーという音(300Hzと決まっている。)を聞くとつい立ち止まって胸が熱くなっちゃいます。霧笛の音には、人を誘い、郷愁をそそる何かがある気がします。
 襟裳岬近くの百人浜キャンプ場では霧笛をBGMに眠れたのですが2005年に霧信号所が廃止になってしまいました。

北海道−全廃
 宗谷岬灯台 稚内灯台 納沙布岬灯台 花咲灯台 落石岬灯台 湯沸岬灯台
 厚岸灯台 広尾灯台 日和山灯台
 室蘭港南防波堤霧信号所[1949年廃止]
 室蘭霧信号所[1978年廃止]
 チキウ岬霧信号所[1989年廃止]
 浦河霧信号所[2000年廃止]
 襟裳岬霧信号所[2005年廃止]

ドライブスルー公衆電話2005.04.23作成
ドライブスルー公衆電話・全景
ドライブスルー公衆電話・シャッター全閉ドライブスルー公衆電話・シャッター開き中ドライブスルー公衆電話・シャッター全開

 北海道は函館に上陸し、そのまま国道5号線を北上していくと道の駅『YOU・遊・もり』にあるのがこちら、ドライブスルー公衆電話。車に乗ったまま公衆電話が使えるこの施設、日本国内にも何箇所か現存が確認されています。

 時期的にはマクドナルドのドライブスルーがはやりだした頃と思われます。当然携帯電話など普及していない時代、屋外から電話といえば公衆電話しかありませんでした。

 公衆電話はなぜかシャッター付きで、車が近づくと自動的に上がり電話機が姿を現し、しばらくすると自動的に閉じるんです。
 なんと横着なこの施設かと思いきや、真冬の豪雪時には外で電話なんて自殺行為に値するこの地方。冬は、ダイヤルしたら受話器だけ車の中に入れ窓をギリギリまで閉めれば暖かい暖房の効いた車内で電話が使えるのです。

 残念ながら使っているところを見たことがありませんが……

高速車・中速車2005.06.23作成
道路標示・40高中

 現在の制限速度の道路標示は『 40 』と速度だけが大きく書かれていますが、1992年11月までは、写真のように『 40高中 』と書かれていたのです。というか、普通ならとっくに擦れてしまい消えていてもおかしくないのですが、交通量が少ないところでは、いまだに現役でかんばっています。

 思わず、『懐かしい〜』ということで、写真に収めてしまいました。

 その当時は車両の種類により『高速車』『中速車』『低速車』に分かれていて、高速車と中速車に対する速度規制であることを示しています。
 ちなみに、特段の速度規制をしていない場合の法定速度は…

高速車 60km/h 大型乗用自動車
普通自動車
250ccを越える自動二輪車
中速車 50km/h 上記以外
 大型貨物
 大型特殊
 けん引自動車
 250cc以下の自動二輪車
低速車 30km/h 原動機付自転車

でした。現在は高速中速の区分が無くなって自動車は60km/h、原付が30km/hになっています。てっきり北海道とかの速度規制が無い道はバンバン走っていいのかと思っていたら、60km/hに規制されているのね…

北海道・牛横断注意2005.07.16作成
牛横断注意!

 大酪農地帯の北海道をツーリングしていると良く見かけるのが『牛横断注意』の道路標識。
 でも、よーく観てみると、手作りっぽいのからこだわったものまで、いろいろバラエティーに富んでいると読み、道内で見かけるたびに写真撮影をしてみました。

 案の定、いろいろな種類があることがわかりましたので、集めた写真を紹介してみます。

 法令では統一されていないのかな?

1.一番まともな牛横断注意
白黒2色で遠くから見ても一目で『』と識別できる傑作です。

2.経費節減な牛横断注意
1番の色数をケチったバージョンですが、地面の線が増えていたりと微妙に異なります。

3.手作り?な牛横断注意
牛の絵が雑ですし、線が細くワンオフで作ったような雰囲気をかもし出しています。補助標識の『牛横断注意』の文字でかろうじて判別が可能です。

4.シンプル牛横断注意
おおっ! 一目で『』とわかるが、横断注意がないぞ!
ずいぶんともっさりした牛です。

5.白黒逆なワンオフ牛?!な牛横断注意
うーむ。初めて見たときはとても牛に見えませんでした。製作ミス標識?などといろいろと想像してしまいました。

6.一見まともな色黒逆の牛横断注意
ところが、白黒逆の牛バージョンが他にも存在していました。

7.傑作!牛横断注意
この作品はすばらしい。遠くからでも一目で牛とわかります。

8.どう見ても豚な牛横断注意
豚です。縞々模様があっても騙されませんよ!

9.手抜きシルエットな牛横断注意
8項の豚もどき標識を手抜きして黒一色で作ったものです。
やっぱり豚ですよ。

10.おまけ。馬横断注意
スペースが空いてしまったので、よく似ているバージョンとして『馬横断あり』です。 人を載せることで牛との違いをアピールしています。

ゼブラ信号機2005.09.02作成
ゼブラ信号機

 昔は沢山見かけたと思うのですが、縞模様のバックランド付きの信号機です。
 思わず懐かしくて写真を撮ってしまいました。

 千葉県の房総半島には、結構このタイプが沢山現存していました。

 これがあると一目で目立つようになるのですが、錆び&再塗装の手間がかかるのか近年では減ってきていますね…

交通の教則には載っているのに…2005.10.26作成
まわり道

 『交通の教則』。それは、運転免許書き換え時に強制的に買わされる悪名高い本なのです。

 一応、新しい免許が渡されるまでの間に暇があるのでパラパラとめくるのですが、末尾のほうに『交通標識の一覧』が記載されています。
 『制限速度』や、『追い越し禁止』などの見慣れた看板のほかに、一度も現物を見たことがない『まわり道』というのもあります。

 ところが、北海道ツーリング中に、初まわり道を発見したのでした!
 急ブレーキでバイクを止めて端に寄せ、デジカメを取り出して『パシャ!』。工事現場のおじさんたちは『何を撮影しているの?』といった、不思議そうな顔で見つめられてしまいました
 まるで、牛が放牧されている牧場の前でバイクを止めた気分…(わかるかな? 牛たちに注目されてちょっと恥ずかしいあの瞬間。)なのでした。

 あとは『並進可』だな…

ロータリーあり2005.11.27作成
ロータリー

 交通標識『ロータリーあり』は、せいぜい駅前にあるといったところでしょう。

 ところがここ釧路では、ヨーロッパなどで見られるようなロータリー式交差点があります。初めてみるこの方式にドキドキしてしまい、思わずバイクを止めてしまいました。

 遠くから眺めていると、『わき道からロータリーに入り、グルグル自由に回りながら行きたい方向に抜けていくというシステム』で信号レス待ち時間ゼロなのです。

 でも、土地鑑がない人にこのシステムは酷だったりもします。グルグルしているうちに自分が行こうとしていた方向がわからなくなってしまい、余計にグルグルしてしまいます…

 でも、面白かったですよ、グルグル。

東京環状は東京都だけ?2006.01.01作成
東京都境の道路標識

 国道16号線の起点は『神奈川県横浜市』で、終点も『神奈川県横浜市』となっている、東京・日本橋を中心とした環状になっている国道なのです。(東京湾の海上も国道ということになっています。)

東京の主要国道は、東京・日本橋を中心として放射状に伸びていますが、この16号線だけは輪っかなのでその愛称は『東京環状』と呼ばれてきました。

 でも、この呼び方、どうやら東京都内だけみたいです。
 左の写真をご覧ください。これは、国道16号線の、神奈川県と東京都の境に立てられている標識です。
 ここから右手方向が東京都なのですが、わざわざ愛称名『東京環状』は『ココから始まります』という看板が設置してあります。

 なぜ東京限定の『東京環状』なのだ?

パクリ…!?2005.02.19作成
北海道厚岸町の牡蠣のブランド

 北海道厚岸町牡蠣で有名な町
 北海道の地名はもともと住んでいたアイヌ人達が呼んでいた名前を強引に日本語漢字を当てたようなものが多く、『厚岸(あっけし)』もアイヌ語での意味は『牡蠣が沢山いるところ』というほど牡蠣の町なのです。

 厚岸にいくと、やたらと目に付いたこのポスター『カキえもん』。どうやら厚岸町産のカキのブランド名らしいのですが、『ホリえもんのパクリか!?

 よくよく調べると平成11年からこのブランド名で販売を開始しているとのことなので、ホリえもんの方が後なのかもしれませんが、後発のほうがあんな大事件になってしまうと、カキのブランド名としても多少のダメージがあるんじゃないのかと心配になってしまいます…

ちょっと几帳面すぎません?2006.05.28作成
ちょっと几帳面すぎません?

 石川県は、能登半島の最先端、禄剛崎を目指していると…一時停止のT字路にぶつかりました。
 ゆっくりと近づいて左足を出して停止しようとしたら、小さく『この先7m』なんて書いていました。

 だったらば7m先に立てればいいんじゃありませんこと?

 でも、逆にいえば親切ですよね。東京では『止まれ』の位置で止まってしまうと、左右がまったく見えないばかりか、相手からもバイクをまったく視認してくれない場所だったりしますからね。

ちょっと几帳面すぎません?Part22006.06.05作成
ちょっと几帳面すぎません?Part2

 前出の止まれ標識より、さらに訳がわからない止まれ標識です。
 この先18mで止まりなさいというのです。でも停止線はすぐそこだし…18m進むと間違いなく横断歩道を通過してしまいます…。

 バイクの場合は足を地面につけないと一時停止と認められないんだけど、どこで足を付けば良いのだ?

 まぁ、田舎だから良いか〜♪
 熊本県天草市にて

おやっ!?青白が逆ですね2006.07.31作成
なぜか青白が逆の配色です

 道路を走っていれば、どこででもみかける案内標識。

 でも、違和感オーラをかもし出しているではないですか。
 北海道は伊達市周辺では、この『青白が逆になっている案内標識が沢山あります。
 素人考えですが雪が降る地方だと、雪に溶け込んで余計に視認性が悪くなると思うのですが、どうでしょう?

 一瞬、青白で何だか物足りないと思うのですが、全ての地名につけられているフルカラーのカントリーマークがあるおかげで、何とかバランスを保っています。
 ひょっとするとこの配色、カントリーマークを目立たせるためなのですかね?

手抜き…カントリーマーク2006.09.04作成
手を抜きすぎでしょ、このカントリーマーク!!

 最近、道路の案内標識にワンポイントマークである『カントリーサイン』がついていることが多くなりました。
 どの町でも、町の名産などをイラスト化して町をアピールしているのですが、北陸を走行中に出くわしたこのマークには参りました!!

 温泉で有名な宇奈月ですが、そのマークはずばり『』!!!

 こんなのはマークでもなんでもありません。このセンスは男性が考案した結果ですね。
 ダメですよ…こういうセンスは女性の力を借りないと、ダサダサになります。

デカヘキサ2006.11.27作成
おにぎり(国道標識)とヘキサ(都道府県道標識)

 交通標識フリークの人たちは、国道標識のことをおむすび』と呼び、都道府県道標識のことをヘキサ(ヘキサゴン)』と呼んでいます。

 左の写真でも分かるように、その形からそんな愛称になっているのかもしれません。

デカヘキサ・コレクション

 巷でよく見慣れたヘキサゴンは綺麗な六角形をしていますが…

 北海道のローカルな地方に眠っているヘキサゴンは…

 で、でっか〜〜い!! なんじゃこりゃ〜!!

 そうなんです。
 なんでこんなに大きいのか解りませんが、不細工なヘキサゴンです。ほとんどは正六角形のヘキサゴンなのですが、道東地方にはまだ少数ながら現存していて、田舎の快走草原道路をヘキサを求めて適当に奥地に入り込んでいくと出くわすことがあります。

 そんなときは『当たり』ということにしています。(←なんでも良いのですよ。物事と楽しみをリンクしてしまえば全てが楽しくなります。)
 ということで、私もデカヘキサに出会うとバイクを脇に止めて写真を撮ることにしました。宝捜しみたいでおもしろ〜い。

 ていうか、『デカヘキサ』という言葉自体を、看板関連Webサイトから勉強させていただきました。その筋の方たちが熱く語っておりました。
 うーむ、世の中は広い。なんでも趣味にしてしまう人たちがいるのですねぇ。関心関心。

空ヘキサ2007.04.18作成
コレも珍しい空っぽヘキサ

 ヘキサゴン
 そう、それは都道や県道、道道をしめす交通標識です。

 国道を示す看板をおむすびと呼ぶように、みんなが愛着を持ってこう呼んでいます。

 さて、左の写真をご覧ください。この写真、別に加工しているわけではありません

 ずいぶんと長い間(私の知っている期間は1年ほど…)、県道を示すヘキサの中が空欄になっている道路案内標識が掲示されています。
 しかも、この一枚だけではなく、当然この道に関する案内を出しているところ全てがこの状態です。埼玉県越谷市周辺のこの道を走ると、空ヘキサだらけです。

 ところが2006年7月頃に、この空ヘキサの上に番号シールが貼り付けられてしまい、今はこの奇妙な風景を見ることはできません
 だったら最初から案内看板に空ヘキサを準備するのではなく何にも印刷しておかなければいいのに!!

違和感がある県道標識2009.03.26作成
違和感がある県道標識

 山梨県内にポツんと建っている、年季が入った県道標識青地の配色がものすご〜くレトロっぽいんです。

 そして良く見ると・・・・国道標識みたいに下部に『ROUTE』なんて表記してあります。物凄く違和感を放っているのでとりあえず撮影しておいて、少し走ったところに建っていた現在風(?)の標識と比べてみました

 やっぱり、なんだか変です。

違和感がある県道標識22010.12.21作成
違和感がある県道標識2

 あれ〜、なんか違和感・・・・
 よく見ると、見慣れた県道標識のはずが『町道標識』になっています。

 町道に標識を立てているなんて、よっぽどリッチな街なんですね〜。

 ちなみに、さらにその奥に写っている時速40km制限標識の取り付け方もなんかおかしいゾ!!
 なんで電柱に長い棒を取り付けて、さらにそこに標識がついているのかしら。

さすが北海道! 規模が違うぜ2009.06.11作成
さすが北海道! 規模が違うぜ

 普通の県道だと、せいぜい2桁〜3桁の番号が付与されていますが、さすが巨大な北海道! 県道に相当する道道の数も半端ではありません

 ババ〜ン!!
 出ました『県道5849号』。これだけ桁数が多いと覚えきれない!

 やっぱりすごいよ、北海道。

なぜ正月を除外!?2007.04.18作成
不思議なパーキングチケット標識

 2004〜5年ぐらいから、都内にあるパーキングチケットの交通標識に但し書きが追加され始めました。

 『1月1日〜3日を除く』と。

 これ、どういう意味なんでしょう?
 "お正月は無礼講、バンバン止めても良いですよ〜♪"なんですかね…、それとも"お正月は駐車禁止ですよ!!"ですかね?

 おそらく後者であるような気がします。ひょっとするとパーキングチケット販売機のメンテナンス要員や小銭回収要員が確保できなくてチケット券売機を休止させるためにこんな規制になってしまったような気がします。

 だってその他にもっともらしい理由が見つからないもの。 規制って、こんないい加減なことでよいのですかね?

ちぐはぐな勾配標識2007.05.23作成
ちぐはぐな勾配標識

 神奈川県の宮ヶ瀬湖を周回する県道514号には、ちぐはぐな勾配標識が存在します。

 まず始めに、10%の下り勾配の標識が現れます。確かにこの辺りは微妙に下り坂ですが、別に騒ぎ立てるほどの坂ではありません。
 その30mぐらい先にもうひとつ下り勾配の標識があります。今度は6%の下り勾配となっているのですが、実際の道路はこの標識のところからものすごい急な下り坂になっているのです。
 まだ逆に付いているのならば無理やり自分を納得させるのですけど。

 看板を取り付ける工事業者も、その段階で過ちに気が付かないのですかね・・・?

超巨大な警戒標識2007.09.22作成
超巨大な警戒標識

 名古屋から、山岳地帯に入り長野県の塩尻まで続く国道153号線。

 当然山岳地帯なのでカーブが沢山あり、バイクで走っていると楽しいのです。カーブの連続なので、速度制限の標識追い越し禁止の標識など、とにかく標識だらけで標識麻痺をおこします。

 そんなとき、また『カーブの看板か・・・』と思っていると・・・。

 んっ・・・

 デカイ!! 歩道の幅ほどある超巨大看板です。これならば速度を落とす気がします。

動物注意のバンビちゃん2007.10.27作成
バンビちゃん登場

 普通に見慣れている『動物注意』の道路標識。
 その土地土地により、『シカ』『タヌキ』『リス』『ウマ』などなどありますが、北海道など自然が豊かなところではあまりに連続して建てられているので感覚が麻痺してしまいます。

 ところが、です。

 『シカに注意』がバンビちゃん風のシカで描かれています。
 思わず速度を落としてしまい、『こんなシカなら出てきて〜♪』とありえない想像すらしてしまいました。

 楽しいですよね

当分の間って、いつまで?2008.04.24作成
当分の間って、いつまで?

 神奈川県道518号線、牧場峠はとっても狭くて離合困難な道が、峠付近のたった300mにだけ存在していて、それ以外は快適な片側1車線道路なのです。

 そこで、その離合困難区間の入り口にはわざわざ鉄柱が立てられて交通制限をしているのですが、違和感を醸し出しているのは交通標識の『3.期間』のところ。
 "昭和55年8月26日から当分の間"って・・・、このまま制限解除するつもりがないのならばこんな書きかたしなければよいのに・・・・。

 しかも『2.区間』のところにも『附近』の字がとってもレトロ。

 変なのね〜!!

几帳面な勾配標識2008.08.13作成
几帳面な勾配標識

 急な坂道がある場合に、うっかり速度が出すぎてしまったり、あるいは速度が低下しすぎるのを警告するために『勾配標識』が建てられています。

 でも、普通は『坂の手前に設置』されており、『もうすぐ坂だから気をつけろよ!』とお知らせしてくれるようになっています。
 ところが、愛知県の"茶臼山高原道路"に関してはウザッたいほどに数多く設置されています!

 それも、勾配の開始地点と終了地点にわざわざ『ここから』と『ここまで』の補助標識をつけてまで設置しています。

 数パーセントの目の錯覚で誤認するほどの緩やかな坂で、速度変化を防ぐためであれば解りますが、5%以上となれば肉眼でもしっかり認識できます。『ここから』であれば百歩譲っても意味が理解できるのですが、『ここまで』の意味は良くわかりません。
 ほとんどの坂にコレが几帳面に設置されているものだから、だんだん麻痺してきてしまいます。

ハイウェイ情報ターミナルが再起動?2009.04.26作成
ハイウェイ情報ターミナル

 高速道路のサービスエリアにある『ハイウェイ情報ターミナル』。長距離の高速道路走行をする際には、この先の気象情報が非常によく判るので大助かり。
 特に南北に長い東北自動車道を走破するときは、天気が崩れる可能性が高いのでマメに確認して、カッパを着るタイミングを読み取るのです。

 ところが・・・・
 突然画面が真っ暗になったかと思ったら、Windows2000が立ち上がりだしました。
(←左の写真にマウスカーソルを合わせてください。)

 あら〜、ずいぶん簡単なアプリケーションだったのね。

市街地・・・ってドコ?2009.08.06作成
市街地・・・ってドコ?

 田舎を走っていて、異様な違和感を発している案内標識がコレ。

 デカデカと『市街地』って書いていますが、『ドコの市街地なの〜???』と叫びたくなります。
 なぜか補足のローマ字表記のところには『Namie』って書いてありますが、すごく不親切な一品です。

パーキングエリアのはずなのに・・・・2009.10.01作成
パーキングエリアのはずなのに・・・・

 北海道ではよく見かける、一定距離ごとにあるちょっとした休憩場所。普通だと下の写真のような道路標識』が出ています。

普通の休憩場所の道路標識

 ところが・・・・『ん?』というのが左の写真。

 なに『』って。
 しかもよく見ると、奥のほうには』もあるし・・・・。

 変なの〜

自主規制で止まれ!?2009.10.26作成
自主規制で止まれ!?

 小さな道路から大きな道路に出る場合、大抵は『止まれ』の交通標識が建っていて、一時停止の義務が課せられます。

 ところが・・・・山形県のある地方では頻繁に左の写真のような標識みたいなのに遭遇しました。
 これ、公安委員会が決めた『止まれ』の規制ではないけど、『とりあえず止まろうね』とでも言うのだろうか・・・・

 真相は不明ですが、普通の『止まれ』よりもなんだかインパクトがあるし、普段よりも入念に止まってしまいそうです。

普通の踏切のようだけど・・・・2009.12.01作成
普通の踏切のようだけど・・・・

 神奈川県は鎌倉にふら〜っと走りに行き、そして踏み切りに捕まりました
 普通に電車が通り過ぎるのを待っていたのですが、なぜか違和感が・・・・

 なぜだろう?

 左の写真をマウスを乗せずにご覧くださいませ
 なにか違和感を感じ取れましたか?

 正解は、マウスを載せてみましょう・・・・。
 踏切警報機の警告灯(?)の前にテレビカメラみたいなのがついています。それも、我々を撮影しているのではなくて、赤い警告灯のほうを向いています。

 さらに視線を左に向けると警察マークの制御箱があり、ここに先ほどのカメラのようなものが接続されています。踏切側もわざわざこのカメラのためだけに警告灯を増設しているみたいだし・・・・

 ははぁ〜、交通信号機と踏切を連動させるための仕掛けなのね。事業者が違うから電気的に双方を接続することはしないで、わざわざお金かけてこんな方法で状態を検知させているなんて・・・・なんというムダなの!!

なんか違和感が・・・2010.02.16作成
なんか違和感が・・・

 ツーリングをしていると、自然と目に付くおかしな標識・・・・
 そんなものを集めてみました。

 1. なんか違和感があるスリップ注意の標識 
 う〜む・・・・変だ!スリップ注意の標識って自転車がモチーフだったっけ?

本物のスリップ注意の道路標識

←は本物(?)のスリップ注意の道路標識。
やっぱり自動車が描かれています。ということは、自転車のやつって何なの???

(東京都八王子市 国道16号バイパス)

 2. 迫力がある動物注意の標識 
 動物注意の標識はたくさんありますが、よく見かけるのが『サル』や『シカ』に『キツネ』とか・・・・。
 でも、イノシシは迫力あるなぁ〜!(三重県伊勢市 伊勢志摩スカイライン)

 3. なんじゃこりゃ〜、見たことも無い標識 
 唖然! 初めて見る標識です。意味がわかりません!
(神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎海岸)

 4. 今度は子供連れバージョンの標識 
 しかし、3項と同類の標識の子供バージョンを発見! しかも公道です。
(三重県度会郡南伊勢町 国道260号)

 5. ずいぶん手を抜いた勾配標識 
 面倒くさいから、一つでまとめて8〜10%』って。ずいぶんな手抜きじゃぁ?
(群馬県吾妻郡嬬恋村 万座ハイウェイ)

 6. 何が崩壊!? 人間崩壊かしら???な標識 
 その他の注意標識も、まぁまぁ良く見ますが、この補助標識の意味は?
(千葉県房総半島 詳細不明)

親切のようだけど・・・・不親切2010.09.06作成
親切のようだけど・・・・不親切

 関西・丹後半島ツーリングのときのひとコマ。
 目前に迫る案内標識になんか違和感・・・・

 んっ!? バイクならどっちでも大丈夫だけれど、大型車だったらどっちに行ってもダメだよ〜といっているに等しい!? そんだったらもっと早く通行止めとか言っておいてげればいいのに・・・・。
 だいぶ走ってきたところにこの看板を見た日には、がっくりして立ち直れないでしょう。

 あっ、ちなみに私は真っ直ぐ行きました。クネクネの予感がするもの!

目がチカチカする・・・・黄色いヤツ2011.05.26作成
目がチカチカする・・・・黄色いヤツ

 うわさでは聞いていたのですが・・・・

 山口県内の県道では、ガードレールが全部『黄色い』んです!

 国道は国の管理なのかノーマル色なのですが、一本脇道にそれた途端にまっ黄色! 緑色だと通学路とかはなんとなくイメージ沸くのですが、なんか意味があるのかなぁ????

 ちょっと調べてみたら、昭和38年に山口県で国体が開かれることになった際、当時の知事さんが"山口特産の夏みかん色にしてしまおう!"と提案され、始まったらしいです。へぇ〜、特に見易いからとか安全上の意味があるわけではないのね・・・・

Last updated 2011.05.26