後片付けも大切
 
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 ロングツーリングに出かけると、バイクもそれなりにダメージを受けていたり、搭載物もそれなりにダメージを受けているのです。
 コレをそのままにしておくと、次回のツーリングが悲惨なことになります。ちゃんと時間をかけてお手入れをしてあげることが必要です。

洗車整備2008.09.05作成
洗車整備

 連泊するツーリングに出かけると、必ず悪天にぶつかります

 基本的に悪天時の走行は、バイクの全ての楽しさをスポイルしてしまい拷問大会になってしまうので大嫌いなのですが、日程その他の制約により走らなければならない時もあります。

 するとバイクはドロドロになり、チェーンその他潤滑が必要な部位の油分は全て抜けてしまいます
 ホイールも真っ黒だし、カウルにも虫の死骸が大量にこびり付いています。

 旅の大荷物を積載しているときは、一応画になりますが、帰ったきたらただの汚いバイク手入れがされていないバイクに成り下がってしまいます。

 まずは、何はともあれ洗車して、ワックス掛けしてピカピカにしてあげて、可動部にはグリスアップをしてあげます。

テントの洗濯と乾燥2008.09.12作成
テントの洗濯と乾燥

 テントは、雨に降られていなくても朝露で湿ってしまい、『日が高く上るまでテントを撤収しないようなツーリングスタイル』であれば日々回復しますが、私のように『日があるうちが勝負というツーリングスタイル』だと、早朝から移動を開始するため、どうしてもテントは湿ったまま撤収し、夕方に設営を繰り返します。

 すると、テントが乾燥・回復する時間が取れずに、徐々に臭くなってきます。また、虫やら落ち葉やら土やらもその水分でペットリとくっついています。

 そしてそのまま押入れの奥にしまってしまうと、次の年には臭くて使用不能になります

 そこで、自宅に戻ったら全て広げて水洗いして、日干し乾燥させておくメンテナンス作業が必要となります。

寝袋の乾燥2008.09.25作成
寝袋の乾燥

 テント朝露によって濡れてしまうのですが、シュラフ(寝袋)人間の汗などによってやはり湿ります
 それもツーリング中の毎日の積み重ねですから結構な湿り気です。

 それも、夏用の化繊シュラフであれば、少しお日様に向かって干してあげればある程度は回復するのですが、冬用のダウンシュラフは回復力が鈍くて、時間をかけて干してあげないとふんわりしません。

 ツーリング行程中にこの時間を作ることが難しいので、自宅に戻ってから十二分に干して湿気を完全に飛ばしましょう
 またしまう時も折りたたんだりせず、ふんわりと保管しましょう。

 この一手間が次回のツーリングの『ふんわり』への第一歩です。

記録の整理2012.07.08作成
記録の整理

 ロングツーリングに出かけてきたら、様々にポイントに立ち寄ったことや、時間などをきちんと整理して記録しておきましょう
 ツーリングを何度も重ねていると、徐々に過去の記憶は薄れ、そして忘れてしまいます・・・・私も10年以上かけて10回以上北海道ツーリングに出かけていますが、ポイントポイントの記憶はあっても、何日かけてどの辺りを周り、そして天気はどうだったかなんて、さっぱり覚えていません。

 次回ツーリングに出かけるときに、これらの記録を引っ張りだしてくると、よい資料になることでしょう。
 ○○〜××は結構距離があって、途中に山越えがあって天気が悪くなる可能性もあるなど、蓄積した事実をノウハウとして活用できるようにね

 そしてライダー同士の飲み会なんて場合も、貯めた思い出ファイルを持参すれば楽しいでしょう。
 もっとも私の場合、ブログにいろいろ書くのでこれがある意味蓄積と、サッと検索できるツールとして活躍してくれています。


Last updated 2012.07.08