ロングツーリングに出かけると、バイクもそれなりにダメージを受けていたり、搭載物もそれなりにダメージを受けているのです。
コレをそのままにしておくと、次回のツーリングが悲惨なことになります。ちゃんと時間をかけてお手入れをしてあげることが必要です。
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連泊するツーリングに出かけると、必ず悪天にぶつかります。
基本的に悪天時の走行は、バイクの全ての楽しさをスポイルしてしまい拷問大会になってしまうので大嫌いなのですが、日程その他の制約により走らなければならない時もあります。
するとバイクはドロドロになり、チェーンその他潤滑が必要な部位の油分は全て抜けてしまいます。
旅の大荷物を積載しているときは、一応画になりますが、帰ったきたらただの汚いバイクで手入れがされていないバイクに成り下がってしまいます。
まずは、何はともあれ洗車して、ワックス掛けしてピカピカにしてあげて、可動部にはグリスアップをしてあげます。 |
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テントは、雨に降られていなくても朝露で湿ってしまい、『日が高く上るまでテントを撤収しないようなツーリングスタイル』であれば日々回復しますが、私のように『日があるうちが勝負というツーリングスタイル』だと、早朝から移動を開始するため、どうしてもテントは湿ったまま撤収し、夕方に設営を繰り返します。
すると、テントが乾燥・回復する時間が取れずに、徐々に臭くなってきます。また、虫やら落ち葉やら土やらもその水分でペットリとくっついています。
そしてそのまま押入れの奥にしまってしまうと、次の年には臭くて使用不能になります。 そこで、自宅に戻ったら全て広げて水洗いして、日干し乾燥させておくメンテナンス作業が必要となります。 |
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テントは朝露によって濡れてしまうのですが、シュラフ(寝袋)は人間の汗などによってやはり湿ります。
それも、夏用の化繊シュラフであれば、少しお日様に向かって干してあげればある程度は回復するのですが、冬用のダウンシュラフは回復力が鈍くて、時間をかけて干してあげないとふんわりしません。
ツーリング行程中にこの時間を作ることが難しいので、自宅に戻ってから十二分に干して湿気を完全に飛ばしましょう。 この一手間が次回のツーリングの『ふんわり』への第一歩です。 |
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ロングツーリングに出かけてきたら、様々にポイントに立ち寄ったことや、時間などをきちんと整理して記録しておきましょう。
次回ツーリングに出かけるときに、これらの記録を引っ張りだしてくると、よい資料になることでしょう。
そしてライダー同士の飲み会なんて場合も、貯めた思い出ファイルを持参すれば楽しいでしょう。 |
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