交通違反
 
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 バイクを趣味にしている以上、道路交通法との戦い(?)となります。一時停止や信号無視は『自分の命に直結』するために遵守しますが"渋滞時の黄色線またぎ"や"スピード違反"が圧倒的に多いのです。
 『一年間無事故無違反だとそれ以前の違反がカウントの対象外となる』という特例があるため、常に前回の違反からの日数を気にしながら運転しています。
 まあ、多少ビクビクしながら運転しているほうが、常に警戒運転となるため自分のみを守る意味ではよいのかもしれませんね。

 ちなみに、『青キップ』は反則金と減点のみの軽微な違反のときに渡される書類のこと。『赤キップ』は一発で免許停止となってしまう重大な違反をしたときに渡される書類で、反則金では済まされず罰金刑となり裁判所行きが決定します。

進路変更禁止違反2004.03.01作成
進路変更禁止違反の青キップ
神奈川県茅ヶ崎市浜須賀周辺の地図

 その日は、江ノ島に向かってショートツーリングに出かけていました。
 海沿いを走る国道134号は、当時は片側一車線でいつも渋滞しており、そしてその国道134号線を東進し、後少しで江ノ島という場所でした。

 しかし、電子式の交通情報掲示板には『江ノ島まで30分以上』と表示されているのです。もうすぐの距離なのに〜!。だんだんイライラしてきたときに、脇にそれる空いている道があったので、そちらに行くことにしました

神奈川県茅ヶ崎市浜須賀周辺

が、『せっかくここまできたのだから...』と心に迷いが生じもとの車線に戻った...

 ところが、この交差点には交番があった。そして交通機動隊がうじゃうじゃ常駐して取締りをしている最中だったのです。
 私は慌ててその場に停止したのですが、交差点の向こうの警察官と目が合ってしまった....でもその場で何も指示されなかったので『よっしゃ♪』と思ったが、車の流れがじわじわと前進し、警察官の前まで走ったら『止まれ』の指図がありました。

 罰金6000円と減点1。なんでこんなに渋滞しているところで取り締まりなんかするんだぁ〜!!
と心の中で叫んでいた。

通行区分違反2004.03.09作成
通行区分違反の青キップ
福島県南会津郡田島町周辺の地図

 その日のツーリングはちょっと足を伸ばし栃木県の日光を抜け、福島の会津方面に足を進めていた。
 道はガラガラで、相当のハイペースで飛ばしていたが、目の前の軽自動車が目障りだった。 べつに遅いとか不満があったわけではないのだが、周りに車がまったくいないのに、何で自分の目の前にだけ車がぁー!という気分だった。
 そこに久しぶりに直線区間に遭遇した。時速は90km/hだった。そして対向車は遥かかなたのライトバン

違反時の様子

 ゴー。そう判断した私は一気に120km/hに加速し、軽自動車の脇を通り抜けた。
が、次の瞬間、対向車のただのライトバンが赤く輝きだし、 運転席から腕を水平に出して『止まれ』と合図している。
 『げっ、このあたりだとパトカーはセダンではなくライトバンなのか!』と思ったときはすでに遅く、 警察の前で堂々と違反をしてしまった。
 スピードをかなり出していたため、こっちを責められたら赤キップ確定なので(よく考えたら速度を証明するものがないので大丈夫だったんですけどね。)追越し違反だけを素直に認めておいた。

指定速度違反(49km/h超過)2005.05.18作成
スピード違反の赤キップ

 反則金では済まされない重大な違反をしてしまいました。49km/h超過スピード違反です。
 指定速度60km/hの所を109km/hで走行という事になっています。(本当はもっと出ていました………)

 違反場所は、『今は無き有料道路』のコーナーでも紹介している『八王子パイパス』。ここだけは信号が無いためどんなときでも異様に空いていて、おまけに高規格な作りだからスピードが出る出る…ってパチンコじゃないんですからっ!
 そんなわけで、私の愛車の兄弟分であるVFR750P(白バイ)に追尾〜御用となりました。
 御用当日の日記はこちら です。

 ちなみに、超過速度とその対応は以下の表になります。

速度超過 高速道路以外 高速道路
点数 反則金金額
(自動二輪車)
点数 反則金金額
(自動二輪車)
〜15km/h未満 1 7000 1 7000
15km/h〜20km/h未満 1 9000 1 9000
20km/h〜25km/h未満 2 12000 2 12000
25km/h〜30km/h未満 3 15000 3 15000
30km/h〜35km/h未満 6 罰金刑 3 20000
35km/h〜40km/h未満 6 3 30000
40km/h〜50km/h未満 6 6 罰金刑
50km/h〜 12 12

 青キップならば、郵便局で反則金を払ってお終い(積算点数が免停に達したら別ですが…)ですが、赤キップだと実に面倒なことになります。

刑事処分:
 簡易裁判所に出頭して、罰金の額が決定され、その日のうちに仮納付する必要があります。半日つぶれます。
 道路交通法によると、速度超過は10万円以下の罰金刑に処する事になっています。
 裁判所出頭の日記はこちら です。

行政処分:
 事故や違反を犯すと、その重大さによって各自に点数として加算されていきます。ある点数に達すると免許停止処分(免停)になります。
 『警察に出頭しなさい。』という葉書が届き、出頭した日から免許停止処分になります。違反後に勝手に30日過ごしても免許は生きているので処分を受けたことにはなりませんよ。(同僚にこのパターンの人がいました。30日経ってから出頭した人が…)
 警察出頭の日記はこちら です。

 ちなみに、免許停止日数は『過去3年以内の免許停止処分回数』と『点数』により決定されます。(※特例で1年間無事故無違反で前歴回数計算の対象外となります。)

免停日数表
点数→ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
前歴0回   30 60 90 取消
前歴1回   60 90 120 取消
前歴2回   90 120 150 取消
前歴3回   120 150 取消
前歴4回〜   150 180 取消
進路変更禁止違反・Part22006.09.08作成
進路変更禁止違反

 前回の免停処分は2005年5月12日。ここから1年間に無事故無違反なら前歴クリアとなるのでおとなしく走らなければなりません。

 うーむ…、腹が立つ。こんな取締りに引っかかる自分の運の無さに!!

 東京の日本橋から山梨県甲府市を経由して諏訪まで伸びる国道20号線、通称甲州街道での出来事です。

 八王子から中央高速を東進して都内を目指していました。高井戸インターから先は首都高速(別料金)なので甲州街道経由で高速料金をケチります。ここから新宿までの間は時間帯や季節によってぎっしり渋滞であったり、ガラガラ快走であったりします。
 その日は『渋滞』でした。

 渋滞の中をじーっと待っていると、水温は上がる熱風で熱い燃料は喰うで良いこと無しなので、車列が停止していることを確認した上で車線の真中を通過していきました。

 やがて環状七号線を地下に潜ってパスするアンダーパスに差し掛かります。なぜかこのアンダーパスの区間だけは黄色線(進路変更禁止)なのてす。

現場付近のイメージ図
現場付近のイメージ図

 一応後ろめたさがあるので、バックミラーで後方に白バイがいないことを確認してから、地下区間をスイスイ〜♪とすリ抜けます。アンダーパスの終盤を迎えると視界が開けるため、白バイから発見される可能性を考慮して車線に戻ってのんびりしていました。

 すると…『ヒューン!!』。
 サイレンを鳴らした白バイがやってきます。私はおとなしく走っていたし、白バイを警戒した走りをしていて私の探知網には一切引っかかっていなかったのでシカトをしていたのですが、白バイは私のそばから離れません。
 振り向いて自分自身を指差して『オレかっ…?』とサインを送ると、白バイ隊員は『ウンウン』とうなづいています…

 その瞬間、自分の過ちに気がつきました地上の後方に白バイがウジャウジャ待機しています。
 下の図をご覧くださいませ。物凄く腹が立つ取締りです。

 白バイ隊員も如何にも点数稼ぎと言った態度で、私を止めた直後に『大丈夫、大丈夫〜。軽い違反だから〜。』と。
 あと15日で1年経過して違反が消えるはずなのに〜!!

まさか上から監視しているなんて!!
指定速度違反(22km/h超過)2008.04.08作成
指定速度違反(22km/h超過)

 またしてもやられました・・・。
 こんな広い道なのに、制限速度はなぜか40km/hなのです。

八王子市寺田町
捕まった場所から後日撮影。

 私の場合は、道路の制限速度に関係なく大体60km/h〜80km/hぐらいの速度で走ります
 もちろん、白バイ追尾を恐れて後方も警戒しながら走っています。

 この日も普通に走っていました。速度の遅い乗用車は合法的に抜くし、信号ももちろん止まります。
 やがて、信号で止まっても後ろから車が追いつかなくなりました。

 おやっ、ずいぶんと距離をおいて車の集団が追走してきます。
 ムッ・・・、なにかおかしい
 速度を落として警戒モードにします。よくバックミラーを見ると、その集団の先頭にはバイクがいますが、ヘッドライトが眩しくて車種まではわかりません
 白バイと判断し、あからさまに速度を落としたら向こうも『ばれたか〜』と赤灯だけ点けて追いついてきました。サイレンも鳴らさず『止まって〜』で全てを察しました。

VFR800Pに捕まった瞬間
VFR800Pのメーターパネル。計測速度は62km/h
進路変更禁止違反(首都高速4号線)2009.10.21作成
進路変更禁止違反(首都高速4号線)

 うわ〜ん (>_<)!! またかよ〜

 \1000円上限割引のおかげで混雑している高速道路・・・・。全然流れないので当然バイクならば車線の真ん中を走っていく・・・・
 やがて都心環状線への分岐、三宅坂JCTに差し掛かると、車線の真ん中に警備員らしき人がいる・・・・

 なんでこんなところに警備員が居るんだ?

車線の中央で待っていたのは警備員ではなくて・・・・
車線の中央で待っていたのは警備員ではなくて・・・・

 『警視庁』でした・・・・。
 案の定、後続のバイクも次々と捕まりますが、結構道に慣れていない車も多く、警察官の目の前で堂々と進路変更する車が沢山居て、結構いいペースで捕まえています!

まさに鴨ネギな場所で捕まったというわけです
まさに鴨ネギな場所で捕まったというわけです

 捕まった警察官が面白い人で、私に対する説教は『あなた八王子市民でしょ〜、ココしょっちゅうヤッているのに知らないの!』ですから・・・・


Last updated 2009.10.21