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長野県の野辺山高原を抜ける鉄道『JR小海線』は、JR鉄道最高地点の標高1375mを通ります。辺りは高原というだけあっていつもひんやりとしており、牧場などもあり夏は観光客でにぎわいます。
ちなみに、石碑が二つあり、一方は『日本鉄道最高地点』、もう一方は『JR鉄道最高地点』とあります。どっちが本当なのだ?
このポイントへは国道141号のすぐ脇にあるためアクセスは容易です。石碑のすぐ裏に踏切がありJR小海線が走っています。でも、そのレールをみると、片一方から急坂を上ってきてこの踏切にかかり、さらに緩やかに登っていくように見えます。実際その先の『野辺山駅のほうが標高が高いのでは?』と多数の人が思っているようですが、それは錯覚です。
踏切のすぐ横にレールの勾配を示す『勾配標』が建っており、一方は22パーミル(1000m先で高さが22m変わる)の下り坂となっており、反対側も3パーミル(1000m先で高さが3m変わる)の下り坂となっています。この勾配標の地点が本当の最高地点です。
石碑のすぐ裏手の踏切 | どう見てもまだ登っているが.. | |
最高地点の石碑 | 踏切の反対にも碑が! | 最高地点の勾配標 |
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