オートバイは公道を走ります。でも、そこには危険がいっぱい!!
別に他の交通がどうのこうのというのはお巡りさんに任せておけば良いのですが、構造上の『罠』が存在します。 長年バイクに乗っている方にとってはあたりまえかもしれませんが、私がハマッた『罠』の数々を御紹介してみます。
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道路を走行中に、アクシデントがあっても道路外に飛び出さないように設置されているガードレールやガードロープは良く見かける構造物です。
バイク屋主催のツーリングに参加したときの出来事です。参加者は免許取立ての人からベテランまで年齢もバラバラです。
彼はそのまま道路を滑っていき、ガードロープの支柱へ衝突しました。彼は動きません。救助に駆けつけると『ヒザのお皿から太ももに掛けてボルトが突き刺さっていて動けない』のでした。(スーパードクターKも真っ青の太もも破裂!)
最近のボルトは、わざと折り曲げているようですが、これでも折り曲げた方向から人が突っ込めば同じ事が起こります!! 怖くなってツーリング参加者全員で東京消防庁主催の救命応急処置講習に参加したほどですからね。 |
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車重が軽く、加速性能に優れるバイクにとって山岳ワインディングルートはツーリングの楽しみの一つです。
カーブでギリギリまで粘って急減速し、カーブ旋回後の急加速はバイクを操る楽しみが味わえます。
ところが、道路管理者側は如何に通過交通のスピードを落とすのかを考えて、一つの奇策を打って出てきました。
路面にワザと強いデコボコを作り、十分に減速しないで通過すると車・バイクが跳ねてしまい冷や汗を味わうことになるんです。
東京近辺では五日市〜上野原間の山梨県道にて、また、写真の伊香保榛名道路にも存在しています。 |
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ときどき見かける、路面に刻み込まれた縦スジに何の意味があるのでしょうか?
バイクでココを走ると、ハンドルを取られます。
直線をカッ飛んでいて、カーブ手前でいきなりコレが現れるとかなりあせります。何の事は無い溝ですし、車であれば痛くも痒くもない溝ですが、バイクには痛い溝です。 |
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路面凍結が発生する地方に行くと必ず見かけるアスファルト路面の補修痕。これが良く滑るんです!!
しかも峠道というのは路面凍結とセットになっている場所が多いのです。コーナー途中にこれが現れると、間違いなくタイヤが滑り『ドキッ!!』とすることは度々です。
水分は凍結すると膨張する性質があるため、アスファルトにほんの僅かな隙間があるとそこに水分が入り込み、そして凍結するとその隙間を押し広げてしまいさらに水分が入ってきてしまうという悪循環を繰り返します。 大体林道や町道などにこのパターンが多いですし、3桁国道でも頻発しているところがあります。初めての峠道はホドホドにしておきましょう。 |
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雨の日の路面ペイント(横断歩道の線や、車線区分用の線のことね。)はとにかくよく滑ります!というのはよく聞く話しです。
実際、走行中にココを通る場合は急アクセルをしないように気をつけたりバンクさせないように気をつけたり・・・・
交差点での赤信号停止の判断に遅れた時に横断歩道付近に止まった・・・・等、ついうっかり足をつくと、そのままツルッと足を持っていかれてしまい立ちゴケします。
意外と盲点なのが、高速道路の渋滞時に車線の真ん中抜けをしている時。 |
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