TOP 宇佐美大仁道路
〜 1983.08.01 無料開放 〜
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静岡県の伊豆半島はその急峻な地形からなのか、道路開設に多額の費用が掛かり有料道路だらけでした。 現在の静岡県道19号宇佐美大仁道路も、遥か昔は有料道路なのでした。
道路自体はさすが元有料!という豪華なつくりで、 急峻地帯を登る低速タイトコーナー連続地点は上下線分離式になっています。 それ以外の部分でも登坂車線が整備されていたり、全体的に道幅がゆったりしています。

地図画像は、1967年発行の道路地図帖より静岡県伊東市付近を抜粋したものですが、ページ境界付近だったため切り張りしました。 (一部うまくつながっていませんがご勘弁ください。)

宇佐美大仁有料道路周辺の地図 豪華な登坂車線 タイトコーナーは上下線分離式
現在は静岡県道19号線として無料活躍中 左上写真:
海岸沿いの宇佐美標高数m)から 亀石峠標高450m)まで一気に駆け上がります。

上写真:
峠周辺は上下線が分離され別ルートを通ります。

右写真:
現在は県道19号線として活躍しています。
宇佐美大仁道路の通行券 レトロ
昭和45(1970)年4月29日の通行券
専用の料金所があった訳ではなく、同じ静岡県道路公社が管理していた伊豆スカイライン料金所を共用していたと思われます。(領収印が伊豆スカイラインとなっている!)
なんたって、伊豆スカイラインと宇佐美大仁道路は直結していますからね。 伊豆スカイラインを出るということは、 自動的に宇佐美大仁道路に入ることになるわけです。

35.真鶴道路 << >> 37.東伊豆道路 Last updated 2005.05.12