TOP 真鶴道路
〜 現在供用中 〜 〜 (旧道区間)2008.09.04 無料開放 〜
今は無き有料道路へ戻る 34.湘南道路 << >> 36.宇佐美大仁道路

国道一号東海道で箱根といえば山越えの難所です。 国道135号は箱根を避けて海沿いを行くルートなのですが、海沿いは断崖絶壁なので、必然的に山中を低速タイトコーナーで越えるルートとなります。
東京方面と伊豆を結ぶ唯一の道路だったので当然渋滞がひどく、これを解消するため1959年9月に有料の真鶴道路が開通しました。 が、一本では足りなかったのか?タイトコーナーを0にしたかったのか?は解りませんが、 さらにもう一本高規格の道路が1968年11月に建設され既設の道路と区別するために 『真鶴道路(新道)[地図中の赤線]』と 『真鶴道路(旧道)[地図中の青線]』と呼ばれるようになりました。
現存の一般道路[地図中の緑線]もあるため、平行して3本の道路が走っています。

真鶴道路周辺の地図 第一選択・有料?無料? 第二選択、旧道?新道?
真鶴道路(新道)ゲート 左上:第一チェックポイント
東京方面から『有料』か『一般』かを選択します。

右上:第二チェックポイント
有料区間に進入後に『旧道』か『新道』の選択をします。

あらかじめ地図を見て決めていないと即決できません。(案内板の目的地は同一方向だしね)
昭和44年8月2日の真鶴道路通行券 レトロ
昭和44(1969)年8月2日の通行券

1968年に『新道』が開通したにもかかわらず、
当時の通行券に『旧道』『新道』の識別はない。

印刷作り置き式の宿命か、在庫がなくなるまで
使いつづけたのかもしれないが定かではない。
昭和58年8月11日の真鶴道路旧道の通行券昭和58年8月13日の真鶴道路新道の通行券 レトロ
昭和58(1983)年8月11/13日の通行券

日本道路公団では珍しいレシート式。本当に小さく
華やかさはゼロ。
この頃には通行券に『旧道』『新道』の文字が
記入されています。
平成6年の真鶴道路新道の通行券 平成6(1994)年9月22日の通行券

全国各地で見られた日本道路公団標準様式。
この様式でも初期の『カタカナ印字』と後期の『漢字印字』のものがあるが
これはカタカナ印字の初期型。
新道であることを示す"『シン』"の印字がされています。
平成15年の真鶴道路新道の通行券 平成15年(2003)年3月22日の通行券

現行はコンビニのレシートでおなじみの感熱紙を使用したタイプ。
このタイプは比較的短時間で印字が消えてしまうため保存には
たいへん気を使います。
34.湘南道路 << >> 36.宇佐美大仁道路 Last updated 2005.04.02